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「安居渓谷」と「中津渓谷」どっち?それぞれの違いや魅力を解説!

高知県へのお出かけ計画を立てたことがある、もしくは現在計画を立てている方は、「安居渓谷」「中津渓谷」というワードを一度は目にしたことがあると思います。

高知県内にある、この2つの渓谷は雄大な自然を楽しむことができるスポットですが、観光の際にどっちに行けばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな似て非なる、「安居渓谷」と「中津渓谷」のそれぞれの特徴を解説します。

自分はどっちに行けば良いのか?この答えを出すためのヒントになれば幸いです。

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どっち?高知県名物「仁淀ブルー」を楽しめる2つの渓谷

安居渓谷と中津渓谷を語る上で欠かせない存在が「仁淀ブルー」と呼ばれる高知県自慢の景色。「仁淀ブルー」とは、高知県中心部を流れる仁淀川(によどがわ)の、うつくしい青さを表す名称です。

仁淀川は国土交通省が毎年選出する、「水質が最も良好な河川」に過去何度も選ばれた、高知県が誇る河川です。

澄んだ水と光の反射加減でターコイズブルーに輝く川の美しさから、著名なカメラマンが、その青さを「仁淀ブルー」と名付けました。

そんな「仁淀ブルー」を思う存分楽しめるスポットとして有名な渓谷が「安居渓谷」と「中津渓谷」なのです。

2つの渓谷は車で30分ほどしか離れていないため、観光情報としてセットで紹介されていることがほとんど。どちらも“雄大な自然”が楽しめるイメージはあるものの、実際の違いについてあまり調べたことがない人がほとんどではないでしょうか。

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安居渓谷

交通アクセス

安居渓谷への交通手段は車かタクシーが基本。

中津渓谷よりさらに山奥にあり、自然豊かな場所にあります。

住所をカーナビで検索する場合は、安井渓谷に唯一ある宿「宝来荘」の住所を頼りにしていけば迷うことはありません。

・宝来荘

〒781-1628 高知県吾川郡仁淀川町大屋1627-4

安居渓谷へ向かう県道362号線安居公園線は8kmほど、対向車とのすれ違いに苦労する狭い道が続きます。運転に自信の無い方は、タクシーを使っての移動がおすすめです。

圧倒的な仁淀ブルー

安居渓谷はどこまでも澄み切った仁淀ブルーが楽しめるのが特徴です。

まるで絵に描いたかのような青く輝く川と、それを囲む渓谷、森の緑の美しいコントラストがどこまでも続きます。

遊歩道は整備されていますが、坂が険しいスニーカーで歩きましょう。

飛龍の滝

安居渓谷にはいくつかの滝がありますが、その中でも一番迫力があるのは、この「飛龍の滝」です。

落差30mの滝は2段になっていて、竜が昇るような姿に見えることからこの名称が名づけられました。

飛龍の滝は安居渓谷の中でも比較的入り口寄りにあるため、手軽に鑑賞できる絶景スポットとなります。宝来荘に車を停めたら、まずはこの飛龍の滝まで歩いてみましょう。

水晶淵

安居渓谷一番の見所スポットがこの「水晶淵」です。

「仁淀ブルーといえばこの景色!」といっても過言ではないほど、青く透きとおった川を眺めることができます。

水深は数mでしょうか。水の透明度の高さから、川底まで遠目でもくっきり見えます。

水晶淵近くにも数台の駐車スペースがあり、歩かなくてもこの絶景に手軽にたどり着くことが出来るのも嬉しい点ですね。

仁淀ブルーを独占できる宿 宝来荘

宝来荘は安居渓谷の入り口にある唯一の宿です。仁淀川のほとりにあるため、部屋からは川のせせらぎが聞こえ、目の前には仁淀ブルーが広がっています。なんとも贅沢な宿です。

宝来荘には宿のほかに、バーベキュー場やペットと宿泊できるバンガローなどもあり、大自然を満喫したいファミリーやグループにはもってこいの宿です。

11時~14時(※)の間だけレストランも開いていて、宿泊なしでも、アメゴや鮎をつかった料理を楽しめます。

※2022年10月現在

中津渓谷 

交通アクセス

中津渓谷はバスでも行けるお手軽さが安居渓谷と異なるところ。JR佐川駅より黒岩観光バス「川渡行き」に乗車し、「名野川バス停」で下車します。そこから700mほど歩くと中津渓谷の入り口です。

車で行く場合は国道33号線より、中津渓谷へ向かう上り坂の途中左側、「中津渓谷駐車場」があります。駐車可能台数は30台ほど。ここに駐車しましょう。

近くにある温泉施設「ゆの森」駐車場は、ゆの森利用者のみ駐車可能な場所なので、停めないように気を付けて下さい。

迫力の仁淀ブルー

中津渓谷は巨石と森に囲まれた大迫力の仁淀ブルーの景色が楽しめます。

渓谷を縫うように敷かれた遊歩道や赤い石橋などが「まるでRPGのダンジョン!」という声もあるほどです。

四方を巨石に囲まれ、その間を流れる仁淀ブルーの清流は、安居渓谷のそれとは違った自然の雄大さが感じられます。

雨竜の滝

中津渓谷の一番の名所がこの「雨竜の滝 (うりゅうのたき)」。

落差20mから独特な流れ方をするこの滝は、巨石に囲まれた中津渓谷の神秘さを強調するかのようです。

雨滝の滝は中津渓谷の中でも手前に位置しているため、手軽に楽しめる絶景スポットとしてオススメです。

歩き疲れたカラダを温泉でリラックス ゆの森

中津川渓谷の入り口にある温泉宿。

中津渓谷散策で歩き疲れたカラダを、癒すには最高の場所です。

部屋数が少なく、ワイワイガヤガヤならない、ひっそりとした雰囲気が魅力。

宿は木のぬくもりを感じられる造りになっていて、目の前には川が広がります。

日帰り入浴もあり、大浴場と露天風呂で疲れを癒せます。

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まとめ

高知県「安居渓谷」と「中津渓谷」は、どちらも仁淀ブルーの魅力を体感できる絶景スポットです。どっちに行けば良いかわからない方へ向けて、2つの渓谷の、似て非なる魅力をお伝えしました。

どちらも行くことができればベストですが、時間的にも体力的にも厳しい方がほとんどだと思います。自分自身の目的や希望をはっきりさせて、自分にマッチしたほうへ行くのをオススメします。

圧倒的な仁淀ブルーの青さと森の緑のコントラストを楽しみたい方は安居渓谷、岩肌を縫って流れる迫力の仁淀ブルーを見ながら、冒険気分を味わいたい方は、中津渓谷を選ぶと良いでしょう。

また交通アクセスの面では、「車で行きづらい安居渓谷」と「バスでも気軽に行ける中津渓谷」といった事情も加味してみてください。

あなたの高知旅行が素敵な旅になることを祈っています!

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