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ウェントワース女子刑務所でビーが降板した理由とは?噂の真相はこれ

ドラマ「ウェントワース女子刑務所」は、2013年より放送が開始されたオーストラリアの連続ドラマです。ウェントワース女子刑務所内での、女囚たちの人間模様を描いた“群像劇”が中心になっています。ドラマ「ウェントワース女子刑務所」では、メインキャラクターである、ビー・スミスがシーズン途中から姿を見せなくなります。インターネット上では、「ビーを演じていた女優が何らかの理由によって“降板”し、ビーは姿を消した」という噂が立っています。ビー役の女優が降板してしまったとしたら、その理由は?そもそもこの噂は真実なのでしょうか?今回は「ウェントワース女子刑務所」のメインキャラクター、ビー・スミスが姿を消した理由について、真相を調査してみました。

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ウェントワース女子刑務所 概要

 メインキャラクターのビー・スミスが姿を消した理由、ビーを演じた女優の降板の真相を調査する前に、このドラマの概要をおさらいしておきましょう。

ドラマ「ウェントワース女子刑務所」あらすじ

 夫からDVを受けてきたビー・スミスは、復讐として、夫の殺害を試みるも、失敗に終わりました。殺人未遂で逮捕され、ウェントワース女子刑務所へと収監されたビーは、女囚たちによる、熾烈な権力争いを目の当たりにします。そしてビー自身も、刑務所内で生き残るため、女囚たちの権力サバイバルへと身を投じることに。

作品紹介

このドラマは、ウェントワース女子刑務所内での、女囚たちの権力争いの群像劇を描いたドラマになっています。1979年~1986年まで放送されていた連続ドラマ「Prisoner:Cell Block H」のリメイク作品です。

オーストラリアでは視聴率歴代第一位を獲得し、オーストラリアのエミー賞とも呼ばれるアステラ賞を2年連続受賞したこともある作品です。2013年~現在まで シーズン8まで放送されています。日本では2015年からHuluで配信が開始されました。

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なぜビー・スミスは消えたのか?降板の理由は?

 「ウェントワース女子刑務所」では、主役ともいえるメインキャラクターのビー・スミスが、シーズン途中から姿を見せなくなります。その理由は、「ビー・スミスを演じるダニエル・コーマックが降板したからでは?」とささやかれていましたが、実際のところはどうなのでしょう。その真相に迫ります。

ストーリーの重要なシーンのネタバレも含みますので、まだこの作品をご覧になっていない方は、注意してください。

劇中で消えてしまう主人公

 「ウェントワース女子刑務所」では、シーズン4のラストで、メインキャラクターのビー・スミスが刺されるシーンがあります。ビーが刺された後、その後のビーの様子は描かれることなくシーズン4が終了してしまいます。

その後、シーズン5でビーが死亡したことがわかるシーンが確認され、シーズン6以降、ビーは登場しなくなりました。

降板の噂は本当?

シーズン4でビー・スミスが刺殺されて以来、ビー・スミスは劇中に登場しなくなり、必然的に、ビーを演じていたダニエル・コーマックも「ウェントワース女子刑務所」への出演がなくなったわけです。作品のメインキャラクターともいえる人物が突然出演しなくなる。この事態を見て、映画やドラマが好きな方のなかには、「キャストが何らかの理由で降板せざるを得なくなり、そのキャストが演じていたキャラクターを無理やり葬った」と考える人もいるでしょう。

たとえば、2009年から2015年まで、アメリカで放送されていたテレビドラマシリーズ「Glee」では、この作品の主人公であるフィン・ハドソンを演じたコリー・モンテスが、シーズン5撮影直前に急逝しました。これに伴い、ドラマの脚本は大幅に変更され、コリー・モンテスが演じていたフィン・ハドソンも、劇中で急死した設定となり、物語が展開していきました。

このように「ウェントワース女子刑務所」でも、メインキャラクターを演じる女優ダニエル・コーマックが“何らかの”理由により降板し、ビー・スミスを“死”の結末で終わらせようとした可能性があります。

制作陣が真相を語る

 突然のメインキャラクターの死により、さまざまな憶測が飛び交う「ウェントワース女子刑務所」。なぜビー・スミスは劇中で死ななければいけなかったのでしょう。「ウェントワース女子刑務所」のエグゼクティブプロデューサーのジョー・ポーターは「ビー・スミスのようなキャラクターと別れるのはつらい決断。でも、だからこそストーリーにインパクトがある」というようなコメントを残しています。また、「ウェントワース女子刑務所」のリメイク元になった作品「「Prisoner:Cell Block H」」では、ビー・スミスはシーズン途中で死ぬ設定になっていました。

つまり「ウェントワース女子刑務所」でのビー・スミスの死は、ビーを演じるダニエル・コーマックの降板ではなく、もともとの脚本設定だったということです。

そもそも「ウェントワース女子刑務所」は、女子刑務所内での“群像劇”が中心のドラマ。ビー・スミスは主人公格のキャラクターではあるものの、その他の登場人物も、一人ひとりが色濃いバックグラウンドストーリーを持っています。エピソードによっては、ビー・スミスの出番がほとんどないこともありました。

つまり制作陣は、ビー・スミスがこの作品の絶対的な主人公とは捉えていないことが考えられます。しかし、ビー・スミスがメインキャラクターであることは間違いないため、あえて彼女を死亡させることにより、ストーリーに“インパクト”を与えたかったのではないでしょうか?またドラマファンの間では、シーズンを追うごとにカリスマ性が失われてくビー・スミスを死亡させることによって、ビーに花を手向けるカタチで、メインキャラクターの交代を行おうとしたのでは?というような憶測もみられました。

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まとめ

 今回は、オーストラリアの連続ドラマ「ウェントワース女子刑務所」のメインキャラクターであるビー・スミスが、シーズン途中で姿を消したことに関して、その真相を調べてみました。ビー・スミスを演じた女優、ダニエル・コーマックの降板も考えられ、だとしたらその降板理由も知りたかったところですが、真相は違ったようです。ビー・スミスの死は、あらかじめ脚本で決められていて、それがこのドラマの大きなインパクトにもなりました。みなさんも、「ウェントワース女子刑務所」を観て、ビー・スミスが死を迎えるまでの壮絶な争いをぜひチェックしてみてください。

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