アンサンブル・キャストで制作されたアメリカのテレビシリーズ「THIS IS US」は、2016年にシーズン1が公開されて以来、2022年までに公開されたシーズン6で完結しているドラマシリーズです。
主人公が各エピソードやシーズン毎に変わる展開で、過去、現在、未来の複数のタイムラインを交えて描かれています。
物語は、ピアソン家の三つ子であるケイト、ケヴィン、ランダルの人生を中心に展開され、両親ジャックとレベッカは一人を死産でなくしたことで、黒人の新生児ランダルを養子にしています。
そこで、今回は、長女的存在であるケイトと、死亡説について調査します。
「This is US」のケイト死亡説
本シリーズはピアソン家の三つ子の人生ドラマが描かれており、劇中では、三つ子で生まれるはずのカイルの死産、火事による父親ジャックの死、母親レベッカの死や、ランダルの実の親の死によって、ケイト、ケヴィン、ランダルの人生模様が交差していきます。
その中でも、しっかり者のケイトは家族の中心的存在として、自身の深刻な肥満問題を覚悟してバイパス手術を受けます。全シーズンを通して、出演しているケイトには死亡したシーンやストーリー展開はなく、あくまで家族の死によって変化していく、兄弟関係や心境が描かれています。
「This is US」の主人公ケイトとは
ロサンゼルス在住。
ジャックとレベッカの実の娘で、イケメンの兄ケヴィンと優等生のランダルとの間で、三つ子として育ちます。
脱肥満を目指しており、ダイエットのため減量サポートのサークルに積極的に参加します。
シーズン1では、俳優ケヴィンのエージェントと働いています。
シーズン2では、シンガーを目指し、減量サークルで知り合ったトビーと結婚する関係に発展していきます。
シーズン3では、盲目の息子ジャックを出産し、育児と仕事を両立させるべく奮闘します。
シーズン4では、優しいトビーはケイトを献身的に支えるが、自身も鬱病を患っており心に問題を抱えているため、徐々にケイトと言い争いをする場面が出始めます。
シーズン5では、関係を修正しつつあった二人は、養女ヘイリーを迎えます。
シーズン6では、トビーと離婚し、ケイトは勤務先である視覚障害者のための音楽学校の上司フィリップと再婚します。
「This is US」主演女優クリッシー・メッツ
本シリーズで、ケイト役のクリッシー・メッツは、エイミー賞とゴールデングローブ賞の助演女優賞を獲得しました。
元々歌手としてキャリアをスタートさせたクリッシーは、本シリーズをきっかけに映画にも出演するようになったアメリカの女優です。
プライベートでは、存在感のある体型と魅力的な歌声でメディアで活躍、2008年にイギリス人ジャーナリストと結婚するも、2015年に離婚。その後も、This is Usのカメラマンだったジョシュ・スタンシルや、作曲家のハル・ローゼンフェルドと交際など音楽関係者との恋愛が報じられています。
まとめ
最優秀ドラマシリーズにノミネートした「This is US」は、兄弟愛、家族との繋がり、障害、恋人、愛、結婚、病気、死など人生に起こる様々な出来事を3人の兄弟が成長してく過程で展開していきます。過去のピアソン家の誕生から始まり、現在の3人が人生を通して、関わっていく人間模様が見どころです。
過去と現在が交差するエピソードで描かれ、後半の未来では3人は40代となり、徐々に人生が決定されていようとしていく展開です。
シーズン6で完結してからも、その後どうなったのという噂はなく、さっぱりとみれるドラマシリーズです。