「S.W.A.T」は、2017年からアメリカで放送開始された、ポリスアクションドラマ。1975年にアメリカで放送されたTVドラマ「特殊狙撃部隊S.W.A.T」のリブート作品です。2022年にはシーズン6の放送が決まり、出演者も喜びの声を上げています。
インターネット上でドラマ「S.W.A.T」を検索すると、“打ち切り”という気になるワードが目に入りました。続編の明るい話題に混ざっての、“打ち切り”という単語は非常に気になるところ。そこで今回はドラマ「S.W.A.T」の“打ち切り”に関する話題を調査してみました。
ドラマ「S.W.A.T」概要
ドラマ「S.W.A.T」打ち切りの真相を探る前に、作品のストーリーや登場人物をおさらいしておきましょう。このドラマの主軸となる特殊部隊「S.W.A.T」は、多人数で構成されているため、必然と主要な登場人物の数が多くなってきます。そのため、登場人物ごとの個性にバリエーションがあり、様々な展開が起こるのが、ドラマ「S.W.A.T」の魅力ともいえます。しっかりとドラマのあらすじと登場人物をおさらいすることで、鑑賞が、より一層楽しくなります。
あらすじ
舞台はアメリカ・ロサンゼルス。警官が負傷する銃撃事件が発生し、ロサンゼルス市警所属の特殊戦術部隊「S.W.A.T」が現場へ駆けつけます。犯人を確保したものの、隊長を務めるバック・スカイビー巡査部長が、事件に無関係の黒人少年を誤射してしまいます。少年は一命をとりとめましたが、「S.W.A.T」をはじめとするロサンゼルス市警は、たちまち世間から大バッシングを浴びることに。この一連のできごとをきっかけに、市民から厚い信頼を得るダニエル・ハレルソン巡査部長が、「S.W.A.T」の新隊長に任命されます。突然「S.W.A.T」を指揮することになったダニエル・ハレルソン巡査部長。市民からの信頼回復や部下の教育に四苦八苦するも、事件は次々にやってきます。新「S.W.A.T」チームの奮闘を描く、ポリスアクションドラマです。
「S.W.A.T」って何?
このドラマのタイトルにもなっている、「S.W.A.T」とは、どのような部隊なのでしょうか?
「S.W.A.T」はアメリカ・ロサンゼルス市警察所属の“特殊戦術部隊”です。チーム名は「スワット」と読みます。“Special Weapons And Tactics”の略で、特殊な武器と戦術を使う部隊という意味ですね。
実際にS.W.A.Tはアメリカに存在し、各州の警察機関や法執行機関に設置されています。迷彩柄の服に防弾チョッキを着用し、ヘルメットとゴーグルをかぶっている姿が特徴的ですね。銃の扱いにも長けており、アメリカの様々な事件現場で、特殊任務活動を担っている部隊です。
S.W.A.Tチームメンバー
●ダニエル・ハレルソン巡査部長(シェマー・ムーア)
ドラマ「S.W.A.T」の主人公です。元アメリカ海兵隊。自身がロサンゼルス出身ということもあり、地元市民から厚い信頼を得ています。少年誤射事件により、世間からバッシングされるロサンゼルス市警の信頼回復のため、S.W.A.Tの新隊長へ任命されました。
●ジム・ストリート巡査
バック・スカイビー巡査部長の推薦により、S.W.A.Tへ入隊。自信過剰で暴れん坊な性格により、時に行動が過激になって、ダニエルを困らせることもあります。
●デヴィット・ケイ巡査部長
チームから絶大な信頼を得るベテラン隊員です。次期S.W.A.T隊長と目されていましたが、その役はダニエルの座に収まりました、はじめは絶望を感じたデヴィットですが、徐々にダニエルの良き相談相手となっていきます。
●ジェシカ・コルテス警部
S.W.A.Tチームの司令塔です。若くして警部へ上り詰めた人物で、時には非情な判断を下すことも。
●ドミニク・ルカ巡査
祖父と父もS.W.A.T隊員である経歴をもちます。主に部隊の装甲車の操縦を担当しています。腕っぷしの強さはロサンゼルス市警一といっても良いほど。
●クリスティーナ・アロンゾ巡査
チームの紅一点。小柄な身体をものともせず、訓練の成績は非常に優秀です。
●ヴィクター・タン巡査
ハリウッド地区の麻薬捜査員からS.W.A.T隊員へと転属。麻薬捜査員のころのコネクションを活かしての捜査が得意です。
●ロバート・ヒックス警視
ロサンゼルス市警の特殊作戦局上級官で、S.W.A.Tの責任者でもあります。ダニエル巡査部長をS.W.A.Tの隊長に任命したのも、ロバート氏です。
ドラマ「S.W.A.T」 打ち切りの真相
2022年にシーズン6の放送が決定したドラマ「S.W.A.T」。好調な作品の盛り上がりです。一方で“打ち切り”に関する記事が多いのも事実。シーズン6の放映が決まったのに、なぜ“打ち切り”という単語が目に入ってくるのでしょうか?まさかシーズン6が“何らかの理由”で打ち切りに??その真相を調べてみました。
1.2022年にシーズン6の放映が決定
主人公ダニエル・ハレルソンを演じる、シェマー・ムーアは、2022年4月8日にTwitterを更新。その内容は「S.W.A.T シーズン6放映決定」の旨でした。このツイートがされた日は、ドラマ「S.W.A.T」の通算100話目の放映直前。記念すべき回を目前に控え、S.W.A.T隊長からの嬉しいサプライズ報告となりました。
回を重ねるごとにマンネリ化や視聴率の低下で、打ち切りになる作品も見られる海外ドラマ。そんな中で、シーズン6の放映が決まったドラマ「S.W.A.T」の勢いは、まだまだ衰えていないようです。
2. コロナの影響を受けたシーズン3
シーズン6までの放映が確定しているドラマ「S.W.A.T」。インターネット上に流れている“打ち切り”のワードは、いったい何を指していたのでしょうか?調べていくと、シーズン3が過去に“打ち切り”となった過去があるようです。
シーズン3の撮影時期は、新型コロナウイルス感染拡大の時期と重なりました。2020年5月には、スタッフや出演者の安全を考慮して、制作が中止に。予定より1エピソード短い、21話でシーズン3は最終回を迎えます。本来放送される予定だった残りの1話は、シーズン4のエピソード1で放送するカタチになりました。打ち切りというよりは“放映延期”といったほうが正しいですね。これがドラマ「S.W.A.T」“打ち切り”の真相です。
まとめ
今回はアメリカのポリスアクションドラマ、「S.W.A.T」の“打ち切り”に関する情報を調査しました。結果、ドラマ「S.W.A.T」は打ち切りになる様子はなく、シリーズは好調です。
本作はコロナウイルスの影響で、シリーズ3の制作が中止になった過去があります。その事実が、“打ち切り”という言葉が強調されて、インターネット上に出回っていました。
ドラマ「S.W.A.T」シリーズはまだまだ続きます。過去シーズンを観ながら、日本での新シリーズ配信を楽しみに待ちましょう。