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映画「プラットフォーム」は気持ち悪い!?閲覧注意なシーンが多数?

2021年に公開された映画「プラットフォーム」は、スペインのSFスリラー映画で、閉鎖された空間、極限状態で生活を余儀なくされた者たちがとる行動を通して、様々な社会問題を見事に描き出しています。

本作は、異作映画祭で数々の賞を受賞し、最後までトリックが見えない展開が高評価を獲得しています。

ここでは、その内容を通して、気持ち悪いと多数コメントされている原因について言及してみました。

 

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映画「プラットフォーム」は気持ち悪い!?

R15に指定されている本作は、異様な舞台背景と階層を移される度に出会う奇妙な人々と主人公の物語です。

序盤で、料理人たちが華麗にプラットフォーム載せる食事を作るシーンは、これから起こる気持ち悪い展開とは裏腹な印象です。

ホールにいる人々は何か訳ありな人ばかりで、ゴレンが6ヶ月後ホールから出られるという希望の中繰り広げられる奇妙なホール生活で描かれています。

見知らぬ人同士が、限られた空間で一日一食与えられる部屋での、食事風景や死んでいく人の遺体がグロい映像で出てくるので気持ち悪いです。

プラットフォームと呼ばれる台に乗せられている食事も下の階までいくと、ぐちゃぐちゃになっており、下層に移されたゴレンが人間の遺体を食べないといけない状況に追い込まれるシーンは吐き気がしそうになる光景です。

 

そして、なぜこのホールが存在するのか謎のままで、主人公がどうなったのか、各階層にいる人間はどういった経緯で入ったのかなど、上映時間1時間半では説明がつきません。

 

先が見えない展開と、階ごとに起こる不気味な出来事と、人が死んでいくシーンが妙に気持ち悪い展開です。

 

そして、ラスト、ゴレンと最初に同室だったトリマガシ、最後に発見された少女はどうなってしまうのでしょうか。

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映画「プラットフォーム」のあらすじ

主人公ゴレンは、一冊の本を手に大学卒業資格を獲得するためにホールに入ります。

48階で目覚めたゴレン、牢獄のような部屋に一緒になった老人トリマガシから、生き残るために何を食べるかが問題だと言われる。

トリマガシはホールに中に1年以上おり、8層から下は132層までいくつもの階層を経験してきたと語ります。

何十層にもなった空間には、同じような部屋に天井と床に四角い穴が開いており、そこを通して一日一回「プラットフォーム」と呼ばれる台に食事が乗せられ運ばれてきます。

上層階から降りてくるため、下層にいくにつれて、残飯のようになっていき、プラットフォームがある間しか食事は許されない。

プラットフォームが最下層までいくと、高速で上がっていくので人間が飛び乗ることは不可能で、1ヶ月毎に同じ部屋の二人は、違う階層に移される仕組みなのだ。

殺人を犯したゴレンは精神病院かホール行きの選択を迫られ、半年間ホールに留まることで、認定証を得て、外での暮らしを豊かにするつもりでした。

2ヶ月目、ゴレンとトリマガシは最下層に移動になり、毎日降りてくるプラットフォームにはほとんど食事がなかった。

寝ている間、身動きが取れない状態にされたゴレンに、トリマガシは太ももを切り刻もうとします。その時、息子を探していたミハルによってトリマガシは死に、ゴレンは助けられます。

食べ物がない数日間、トリマガシの遺体を食べることができないゴレンは虫を食べて凌ぎます。

3ヶ月目、ゴレンは33階に移されており、犬を連れたイモギアが同室でした。聞くところによると、イモギアはこのホールの管理局に25年勤めていた元職員でプラットフォームで送られる食事は、適量を取れば全ての階に行き渡る計算だったという。

次の日、息子を探しているというミハルに対面したイモギアは、ここには16歳以下は入れないといい、ゴレンはミハルが嘘をついていたことを知ります。

4ヶ月目、犬をミハルに殺され、自殺したイモギアを目撃しながら、ゴレンは下層に移されます。気が狂いそうになりながらも、持ち込んだ本を食べ凌ぎます。

5ヶ月目、ゴレンが次に同室になった男バハラトはロープを持ち、常に脱出することを目論んでおり、上の男女を説得し、二人を登らせようとするがわざとロープを落としてしまいます。ゴレンはバハラトと共にルールを帰るための策に出ますが、プラットフォームが人がいない階には止まらないことを突き止めます。

プラットフォームで最下層に到着したゴレンとバハラトは、そこで幼い少女を発見し、残ったパンナコッタを分け与えてしまいます。既に息絶えたバハラトを後に、翌日ゴレンは少女と共にプラットフォームに乗り込みます。

 

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まとめ

そもそも彼らはなぜそこに閉じ込められることになったのか、疑問に残るストーリーで、徐々に置かれた状況と出口への手がかりが見えてくる癖のある映画です。

ホールにいる人はそれぞれ、何か一つを持ち込んでいいルールになっているので、主人公が出会う人が何を持ってるか知るのも興味深かったです。

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