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モンテッソーリは危ない!?考えられる3つのデメリット

子育てをしているパパ・ママたちなら一度はモンテッソーリ教育ということばを聞いたことがあるかもしれません。
本やインターネットなどで見かけることがあります。
しかし、具体的にどんなことをしているのか?子供にとっていいのか、危険なのか?
色々気になることがあると思いますので、紹介していきたいと思います。

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モンテッソーリ教育の誕生

なんと、将棋の藤井聡太さんもモンテッソーリ教育を受けていました。
そうなると、自分の子供にもモンテッソーリ教育を受けさせて立派な大人になって欲しいものです。

モンテッソーリ教育はどうやって生まれたのでしょうか?
なんと、1907年という100年以上前に誕生しました。
作ったのは、マリア・モンテッソーリ。
イタリア初の女性医師でした。
当時の子育ての考え方と全く真逆のものでした。
当時の育児は親の経験や感覚によって行われていましたが、マリア・モンテッソーリは検証データに基づいた理論的な方法を考えだしました。

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モンテッソーリ教育のキーワード、敏感期、主体性

それではモンテッソーリ教育は実際どんなことをやるのでしょうか。
モンテッソーリ教育の考え方では、「子供はなんでもできる。ただ方法を知らないだけ。だから大人は子供が一人でできるようになるよう手伝うだけ。」
といったもののようです。
そんな中、特に重要なキーワードが二つあります。

敏感期

まずは敏感期です。
敏感期とは、主に0才から3才までのことです。
この時期の子供は、何かに興味を持って、そのことに関心をもって集中して取り組みます。
具体的には、ティッシュをなくなるまで出してみたり、ブロックを何回も積み上げたりします。
大人から見れば、イタズラをしているように見えることもあるかもしれませんが、邪魔してはいけません。
こういった行動の1回1回のたびに自分がイメージ通りにできたという達成感じています。
それによって、また新しいことに興味を持って挑戦することができるようになるのです。
また、この時期の子供は手を使って遊ぶことを好みます。これは手を動かすことによって脳を成長させようとしているのです。
敏感期も4つに分類されます。

運動の敏感期
 手や指を使ってこまかな動きをしたくてたまらない「運動の敏感期」を利用して、歩く、はさみで切る、コップに水を注ぐなど、生活に関する活動を多く取り入れ、日常生活の練習をしていきます。

感覚の敏感期
 かすかな音を聞きつけたり、様々なものを口に含んだりしたがる「感覚の敏感期」を利用して、意識的に感覚器官を使って様々な練習をします。

言語の敏感期
 子供が文字に興味をもちはじめる「言語の敏感期」に、ことばの発達段階に合わせて教具を使いながらステップを踏み、語彙を豊富にします。

数の敏感期
 子供が数字や物の大きさや量に興味を示し始めたら、数に関する教具を使い、数字に対する感覚を身に着けていきます。

主体性

続いてのキーワードは主体性です。
モンテッソーリ教育では、主体性をとても大事にしています。
子供の興味を持った遊びについて、自分で選んで遊べるようにしているそうです。
そのために、モンテッソーリ教育の現場では、おもちゃのための棚を準備しているそうです。
教室に棚を置き、そこにおもちゃを入れています。
子供たちは自由に好きなおもちゃを取り出して遊ぶことができます。
どの遊びをやるのか決めるのは、子供たちです。
子供たちは主体的に自分がその時やりたい遊びを選んで遊ぶことができます。

モンテッソーリは危険なの?

反対にモンテッソーリ教育にデメリットはないのでしょうか?
いくつか考えられる危険性を上げてみましょう。

危険ポイント①協調性

モンテッソーリ教育では主体性を大事にしますので、子供たちの気持ちや自由なふるまいを優先します。
学校など集団では基本的にみんなで同じ行動をとりますので、そのような行動が取れない子供になっては困ります。
しかし、社会に出てからはどうでしょうか。
少し前の時代では、工場や会社でみんなが同じ作業をしていました。
しかし、今はAIの時代が到来し、単純作業に関してはどんどん自動化されています。
今の子供たちが大人になるときは、さらに自動化が進み、みな同じ作業をすることはないでしょう。
反対に、人とは違った独創的な発想が求められることが予想されます。
そんな中主体性をもって、自分の独自の発想を実現できる人間が求められることでしょう。

危険ポイント②運動不足

モンテッソーリ教育は教具を使い室内で、興味を持ったことを繰り返して集中します。
そうなると、外で体を動かす機会は少ないのではないでしょうか。
子供にとって外で体を動かすことはとても重要なことです。
太陽光に浴びることで、「メラトニン」を体内に生成させます。「メラトニン」は睡眠ホルモンと呼ばれ、睡眠を促します。
また、運動は脳の成長を促進させることが分かっています。
運動によって、計算などの処理能力向上させます。また、記憶力にも効果があることがわかっています。
そういった運動の機械が失われるのは、心配な面もあります。

危険ポイント③そもそも、モンテッソーリ教育を受けることができない

日本ではそもそも受けることが難しいです。
それは、日本の幼児教育環境でモンテッソーリ教育を実施しているのは5%以下と言われています。
これでは自分の子供に受けさせたくても近くにのなく、通うことができないのではないでしょうか。

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まとめ

いかがだったでしょうか。
これからの社会に必要な人材に子供を育てたいですね。
そのためには、これまでのような詰込み型の一問一答ではない教育が必用なのではないでしょうか。
モンテッソーリ教育は、それにはマッチしたものになっているように思いました。
しかし、現状気軽に受けさせられるものではないですので、自宅でできることをやっていきたいものです。

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