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映画「ミッドサマー」は気持ち悪い!?酷評の理由を解説!

2019年に公開された異色の心理ホラー映画「ミッドサマー」は、アメリカとスウェーデン合作で製作されました。

従来のホラー映画で撮影される暗い映像はほとんどなく、白夜の明るさの中で、ゲストたちが村人たちによって追い詰められてゆく、サイコパスなストーリーです。

 

日本では年齢指定制限PG15に指定されていますが、本国アメリカではカットシーンがないためPG17に指定されているほど、鑑賞要注意映画です。

類を見ないホラー映画作品に評論家からの評価は高かったものの、日本での評判はイマイチ。

そこで、本作「ミッドサマー」が気持ち悪いとコメントされる理由を調査してみました。

 

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気持ち悪い!?「ミッドサマー」の悪評を解説

従来のホラー映画は想像を掻き立てる暗い映像によるホラー撮影が中心でしたが、本作は明るい白夜に行われる殺人やグロいシーンが隠されることなく投影されています。

 

その為、殺されるシーンや遺体となって発見されるシーンは生々しく、視覚的に気持ち悪い光景で描かれているのがポイントです。

また、人里離れた村が舞台でそこに住む村人が古代から伝わる不気味な風習を普通の儀式として捉えられているため、そこにゲストとして招かれた友人や大学生が異様に感じる風景も見どころです。

カルト集団の奇妙な習慣を目のあたりにした主人公ダニーは、心に傷を負いながらも、その光景によって、さらに抉られるような恐怖を味わっていく展開も怖いです。

 

具体的には、二人の老人が飛び降り一人が下半身付随で生きてたから、ハンマーで頭を何度も強打されたり、内臓が出てきたり、血が噴き出したりと気持ち悪い映像満載です。

 

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「ミッドサマー」のあらすじ

深刻な精神疾患を抱えていた妹が両親を巻き込み無理心中して以来、大学生ダニーは一人、家族を失ったトラウマに苦しみ続ける生活を送っていました。同じ大学で学ぶ恋人クリスチャンは喪失感に駆られたダニーを見守りながらも、一年以上も別れられずにいました。

ある夏休み、ダニーはクリスチャンと参加したパーティで、スウェーデン人留学生ペレと出会います。ペレはスウェーデンの故郷で数十年に一回しか催されない伝統行事「夏至祭」があるので、一緒に見に来ないかと誘われます。

文化人類学を専攻するクリスチャンは興味深そうに行く決意していたが、心理学専攻のダニーが興味があると思えず、その場で誘っていなかったダニーも一緒に行こうと他所しげに誘います。

同じ大学の学生一行に交わるクリスチャンとダニーがスウェーデンに到着すると、ペレはダニーたちを地方自治体のホルガ村へ案内します。

自然豊かな草原という幻想的な風景、白い服を着た親切な村人たちに圧倒されます。

一行はペレの兄弟分のイングマールとロンドンから訪れていた友人サイモンとコニーのカップルと合流します。イングマールは集まった人たちに、幻覚作用のあるマッシュルームをご馳走すると、ダニーは妹の幻想を見ます。

夏期のスウェーデンは白夜が続くため、夜になっても非常に明るく、ダニーはペレが言っていた夏至祭とは古代のカルト関連の宗教じみたお祭りであることを知ります。

翌日、着々の儀式の準備が進むにつれて、その光景にダニーは恐怖に苛まれていきます。

草原のテーブルに集まった人々の目の前で儀式が始まるのですが、ゲストである学生らはそこで思わぬ光景を目にします。

そこへホルガ村の村長が現れ、村人は全員72歳になるとこの儀式をする義務があり、これは我々にとって当たり前の文化であると説明します。

直ぐにでも帰国したい学生もいる中、ペレに気に入られたダニーと、大学の論文のために参加していたクリスチャンやジョシュはお互い同じことを考えていたことで仲違いし始めます。

ジョシュは村長に村に伝わる書物の表紙の写真を撮りたいと懇願するが厳しく拒否されてしまいます。そして、また、その書物を書くことが許されるものがある特定の人物だという興味深い話を聞きます。

不気味な儀式が続く中、次々と起こる奇妙な出来事が起こっていきます。ダニーは幻想作用のあるお茶を飲まされ、クリスチャンは殺され木に吊るされたサイモンとジョシュを発見し気絶してしまいます。

目が覚めたダニーのところへ村人や村長が集まり、儀式を終わらせるには9人の犠牲者が必要であることを聞かされます。ダニーは、残されたクリスチャン、村人の男性、もしくは自分が最後の生贄として選ぶ権利を与えられます。

 

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まとめ

異作サイコホラー映画「ミッドサマー」の監督を務めたアリ・アスターは偉業にも本作でホラー映画の巨匠とも噂されるようになりました。

夏におすすめなホラーは多数あれど、本作は冬に鑑賞するにもおすすめのホラー映画です。

食事前後の視聴や、子供と一緒に鑑賞するのは決して避けてほしいですね。

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