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仮面ライダー1号がひどい!?賛否両論の理由などを紹介

皆さんは映画“仮面ライダー1号”を見たことがありますか?

“仮面ライダー1号”と聞くと知らない人は「初代仮面ライダーのリメイク?それとも各シリーズの1号が集まってるお話?」と想像されると思います。実は「仮面ライダーゴースト」と「初代仮面ライダー1号 本郷 猛」が共に悪の組織結社ショッカーと戦う映画です。今日はそんな“仮面ライダー1号”のみどころと、賛否両論ある部分もご紹介できればと思います。良ければ最後まで読んでいただけると嬉しいです。(※文中には筆者の考察とネタバレも含まれています。)

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本郷 猛(ほんごう たけし)とは誰?

昭和46年~48年に放送された仮面ライダー。その記念すべき初代仮面ライダー1号が藤岡 弘、さん演じる“本郷 猛(ほんごう たけし)”です。

ショッカーの魔の手によって改造され仮面ライダーになった本郷(ほんごう)は今もなお、海外にまで存在するショッカーたちと戦い続けているのです。

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映画「仮面ライダー1号」のあらすじ

映画の舞台はタイ・バンコクから始まります。

ある男が食事をしているところを、現地の人が襲い掛かかってきます。

それを難なく倒し、さっそうと去っていく姿に見ていた周囲は驚き、現地の一人が「あの人がまさに本郷猛だ!」と言うところから映画は始まります。

一方、日本では平和だった日本にある日突然ショッカー軍団が現れて、人々を襲い街を破壊していきます。そして逃げ惑う人々の中に女子高生の立花 麻由(たちばな まゆ)を見つけて、あいつを捕まえろと狙い始めます。麻由(まゆ)はなぜ自分が狙われているのか分からないまま、ショッカーに囲まれてしまいます。そんな中、三人の人間が現れます。ショッカーのやり方に反感を抱き、裏切って抜け出したショッカーたちでした。その中の一人、ウルガは「これからは三人で新しいノバショッカーを作る。」と言い出したのです。旧ショッカーとノバは争いを始め、それを聞きつけた主人公の天空寺 タケル(てんくうじ たける)こと、“仮面ライダーゴースト”が駆けつけて戦います。そしてその隙に逃げた麻由(まゆ)でしたが、追いつかれてしまい危機が迫ります。そこに海外から戻ってきた本郷 猛(ほんごう たけし)が現れます。その後、麻由(まゆ)は、かつて改造人間である本郷(ほんごう)を支え、協力をしてくれた仲間で立花 藤兵衛(たちばな とうべえ)の孫娘であることが分かりました。藤兵衛(とうべえ)から孫娘を託された本郷(ほんごう)はこうして日本に戻ってきたのです。そして麻由(まゆ)の体内には“アレクサンダーの眼魂(アイコン)”が知らぬ間に埋め込まれていて、ショッカーやノバはそれが狙いで麻由(まゆ)は標的にされてしまいます。人々の平和と麻由(まゆ)を守るため、本郷(ほんごう)とタケルは共に悪と戦うと決めたのです。

仮面ライダー1号がひどい!?映画の賛否両論

この“仮面ライダー1号”はどこか懐かしさを感じさせて仮面ライダーファンにはたまらない感動もある一方で、「内容がひどい」、「仮面ライダー1号の見た目がひどい」などの声もあり賛否両論あります。

筆者はこの映画を見るのは2回目ですが、一回目は正直なとこ面白いと感じませんでした。作中にも登場している立花 麻由(たちばな まゆ)は初代仮面ライダーに出てくる、立花 藤兵衛(たちばな とうべえ)孫娘であることが明かされていますが、初代を見てない人には誰?となる事でしょう。ショッカーや復活してノバを倒すため一時的に共闘することになる、地獄大使も本編を知らない人には共感できない部分だと思います。

主人公の“仮面ライダーゴースト”こと、天空寺 タケル(てんくうじ たける)の見どころも、薄れていて“ゴースト”を主体に作られた映画ではあるものの、ほとんど1号がメインで描かれています。それもあり、タイトルは「仮面ライダー1号」となっているのでしょう。そう言った要素から映画を面白く感じれる人は限られており、「仮面ライダー1号 ひどい」と評価される部分はあるのかなと思います。とは言え、内容はしっかり作りこまれており、過去作を知った上で見ると面白くて2回目に見たときは感じ方も入り込み方も一変して、感動を与えてもらいました。

映画が伝えたかったこと

今回の映画のテーマとも言えるのが【生命(いのち)とは】。

劇中でも本郷(ほんごう)がタケルに「命とはなんだ」と課題を出すシーンがあります。そしてタケルはノバとの死闘を繰り広げる中で、その答えを見つけて「“命とは繋ぐもの”」と伝えます。

かつて本郷は改造された身で人間ではいられなくなり、共に戦った多くの仲間の死なども経験していることから、その命の重さを伝えたかったのではないかと思います。そして「“一つの命はまた次の命を生み出し繋げていく、他の命を救うこともまた命を繋げていく”」ということを見てる人々に伝えたかったのだと思います。

~筆者が感じたこと~

筆者はこの映画を見るのは2回目ですが、過去作を知った上で見るとこんなにも感じ方が違うのかと驚いています。伝えたいことや命を語る重みが違うなと感じました。とは言っても過去作を観返すのもかなり時間もかかるので知らない人は全部見る必要はなく、1号はどうゆう生い立ちでどんな思いで戦ってきたのか、仲間とはどんな風に過ごしてきたのかを一部でも知っておくだけでも映画を楽しめるのではないかと思います。

それから筆者がなるほどと感心した部分がもう一つあります。

本郷 猛(ほんごう たけし)は何十年も戦ってきて死んでもおかしくないくらい身体はボロボロでした。タケルが助けを求めるも、力は貸してはくれず、「なぜすぐに人を頼る?俺はたくさんの仲間がいたが自分から頼ったことは一度もない」とタケルに言い放つシーンがあります。最近の仮面ライダーはピンチに陥ると仲間や武器に頼って解決することが多いのも確かです。仲間に頼ることはもちろん悪いことではありませんが、ピンチの時こそ自分で必死に考え、それでもダメな時こそ、仲間の方から救いにやってくる事をタケルに伝えたかったのではないかと勝手ながら解釈しました。

もちろん今の仮面ライダーもたくさんの良さがあるので大好きであることは変わりません。

☆映画 仮面ライダー1号のまとめ☆

  • 賛否両論もあるが、過去作を知っていると、より楽しめやすい映画である。
  • “生命とは”というテーマで描かれている。
  • 仮面ライダーゴーストの映画ではあるがメインは仮面ライダー1号。
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最後に・・・

映画でここまで深く命の尊さを描き、多くの子供たちに伝えられる作品になっているのは仮面ライダーだからだと私は思いました。

ぜひ、一度見ていただけると嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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