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初代ジュマンジは怖い?トラウマレベルと言われる理由とは!?

ジュマンジの初代は怖い

シリーズ化されるほどの人気を博した「ジュマンジ」ですが、ホラー映画ではないのに何故か怖いと言う意見が多くあがっています。特に初代を観た人はトラウマになりそうなレベルで怖いと言われていますが、ジュマンジは一体どのような映画なのでしょうか?初代はそんなに怖いのでしょうか?物語の解説と共に紹介していきたいと思います。

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初代ジュマンジは何故怖いと言われるのか?

ファンタジー映画として発表されたこの映画は、何故怖いと評価されるのでしょうか?それは、ファンタジーの種類が陽気ではないことが原因だと考えられます。

 

ストーリー性

映画ジュマンジはハッピーなストーリーという訳ではありません。少年時代に訳もわからずいきなりゲームの中に閉じ込められ、ジャングルの中で必死に生き抜き、26年もの歳月を経てようやく現実世界に戻ることができた主人公が、また命を懸けてゲームの中に飛び込むというスリル満点なファンタジー映画です。更に、ゲームの内容も残酷なもので死者さえ出しかねないものばかりです。

こういった主人公の背景やゲームの内容が視聴者に「怖い」という印象を与えてしまったのではないかと考えられます。

 

音のインパクト

ジュマンジという映画に1番の恐怖を与えているといっても過言ではないのが、”音”にあります。まるでゲームの在りかをゲーム自身が知らせているかのように、謎の太鼓のようなドラム音が鳴り響きます。更にこの音が流れると「何かがやってくるぞ・・・」と思わせるようなゾクゾク感が生まれ、その瞬間に予期せぬアクシデントが舞い込んできます。そんな物語の鍵ともなるこの音は、映画が終わった後も恐怖の余韻が残るくらい、何故か頭から離れません。

 

双六ゲームのドキドキ感

初代ジュマンジが発表された当時はゲーム機などの普及がまだ未発達でした。そのためゲームも当時の時代に合わせており、あえて最新のゲーム機ではなく、簡素な双六タイプのボードゲームを使用しています。筆者も双六タイプの人生ゲームなどで遊んだ時、どのマスに自分が止まるのか、どんな目が出るのかソワソワしながら出てくる数字と結果を見たものです。そういった先の読めない心理的部分や、最新の機械的な部分が無い点がかえって不気味さを倍増させているのではないでしょうか。

 

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ジュマンジについて

ジュマンジは1995年に公開されたアメリカ映画です。もとはクリス・ヴァン・オールズバーグが創作した子供用の絵本であるジュマンジを映画化したものになります。ファンタジー映画のジャンルで紹介されていますが、陽気なタイプのほのぼの系ファンタジーではなく、命懸けでゲームをクリアするハラハラ系ファンタジーです。

1995年の公開以降、人気代表映画の1つとなっただけでは終わらず、20年以上経ってから2作目ができるなど根強い人気があることがうかがえます。

 

初代ジュマンジのあらすじ

時は1969年、少年アラン・パリッシュは父親の職場で聞いたことのない謎の太鼓のような音を聞き、音の在りかを辿るとそこには見たこともない双六タイプのボードゲームがありました。アランは謎のゲームを持ち帰り、友人のサラと自宅でボードゲームを開始します。アランが早速サイコロを振ると「5と8の目が出るまでジャングルで待て」という指示が出ました。その時、あろうことかアランはボードゲームの中に吸い込まれてしまい、5と8の目が出るまで本当にジャングル(ボード内の世界)に閉じ込められてしまったのでした。怖くなってしまったサラはサイコロを振ることなくアランの家から飛び出してしまいます。そして、そのままアランは失踪した少年として行方不明扱いになってしまいました。

 

時は過ぎ1995年。アランの家はすっかり廃墟と化していましたが、ある日そこにシェパード姉弟とその叔母が引っ越してきました。姉のジュディと弟のピーターは両親をカナダで亡くしており、叔母に引き取られて生活をしていました。そんな2人がアラン家の屋根裏の物置でボードゲームを見つけ、サイコロを振ったところでジュマンジのゲームは26年ぶりに再開することとなります。(当時、サラはサイコロを振らずに逃げ出したためプレイヤーはアランのみでしたが、シェパード姉弟がサイコロを振ったことで2人目以降のプレイヤーが登場=ゲームが再開したことになります。)そして、遂にサイコロで「5」の数字が出たことでアランは現実の世界に戻ってくることができたのでした。

 

26年ぶりに、しかも大人になって戻ってきたアラン。しかし悲しいことに自宅はもぬけの殻、更に両親は失踪した息子(アラン)を探すために全財産を使い果たし、すでに他界しておりアランは悲しみに暮れます。そして、ゲームを再開したことでジュマンジの世界から虫や動物の群れたちが現実世界に現れてしまい、世界が混乱する事態にまで発展していたのでした。

 

もっと最悪なことは、このゲームをプレイヤーが終わらせないと虫や動物の群れは消えないこと、つまり、アランやシェパード姉弟はこの恐怖のゲームを遂行しなければならないことでした。ボードゲームの注意書きには”このゲームは途中で止めることはできない””プレイヤーの誰か1人でもあがり、その時全員でジュマンジと唱えればゲームクリア”となることが記されていました。ジャングルで命を落としかけるくらい大変な生活を過ごしたアランはゲームの再開を拒みましたが、シェパード姉弟になだめられて続行を決意します。

 

そして、26年前から始めたこのゲームの事を知っているアランの幼馴染であるサラもこのゲームに必要であることからアランは、一人暮らしをしているサラを訪ねます。サラも、アランと同じようにゲームの恐怖を知っているため拒み続けましたが、アラン達になだめられて決意します。こうして世界を救うためにアラン・サラ・ジュディ・ピーターの4人はボードゲームを始めるのでした。

 

このボードゲームの中では、サイコロを振っていくたびに予期せぬ何かが起こります。巨大な植物や大量の虫、動物の出現だけではなく洪水、地震、狙いを定めて襲ってくるハンターなど自然災害や架空の人間もアラン達を次々に襲ってきます。

 

命懸けのこのゲームをクリアすることはできるのでしょうか。また、クリアした後の彼らの運命にも是非注目してもらいたいです。

 

初代ジュマンジの主なキャスト

  •  アラン・パリッシュ(ロビン・ウィリアムズ)

少年時代、ジュマンジゲームを見つけたことがきっかけでゲームの世界に取り残された主人公。少し臆病なところもありますが、ゲームの実態を理解しているからこそ皆を引っ張っていく存在となります。

 

  •  サラ・ウィットル(ボニー・ハント)

アランの友人で、少女時代にアランと始めたボードゲームを途中で放棄してしまい、アランの失踪を話しても誰にも信じてもらえず精神的に病んだ過去があります。以降は塞ぎがちな生活を送っていましたが、アランと再会したことでプレイヤーとなります。

 

  •  ジュディ・シェパード(キルスティン・ダンスト)

アランの家に引っ越してきたシェパード姉弟の姉。ボードゲームを見つけたことでジュマンジのプレイヤーとなります。両親を亡くし寂しいながらも気丈にふるまう強いハートとしっかりした性格がゲームクリアの戦力となります。

 

  •  ピーター・シェパード(ブラッドリー・ピアース)

ジュディの弟。突然両親を亡くしたことで姉以外の人間に心を塞ぎがちでしたが、ジュマンジを始めるにあたってアランを挑発するなど言葉巧みな一面もあります。ジュディと同じくジュマンジのプレイヤーとなりますが、反則行為をしたせいで一時的にサルに変えられてしまいました。

 

  •  ヴァン・ペルト(ジョナサン・ハイド)

ジュマンジの中のゲームキャラクター。何故かアランに敵対し、アランを見つけ次第射殺しようとするハンターです。ゲームのとあるマスに止まったことで現実世界でもアランのことを追いかけ回します。アランの父親と同じ俳優が演じていることからこのハンターはアランの苦手意識(=父親)を再現しているものと思われます。

 

  •  カール・ベントレー(デヴィット・アラン・グリア)

現実世界での警察官。また、過去にアランの父親の職場で働いていた経歴を持っています。アラン失踪後に会社が倒産したことで職を失い、警察官となりました。アランとの再会に最初は信じられない気持ちでいましたが、信頼関係を取り戻し、動物たちにやられたボコボコのパトカーで職務を全うします。ジュマンジのプレイヤーではありません。

 

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まとめ

ジュマンジはホラー映画ではありませんが、「人がゲームの世界に閉じ込められ、ゲームオーバーになれば一生出られない」というドキドキ感に加え、ゲームが進むごとに見えない恐怖(何が起こるのかわからない出来事)と直面しなければなりません。そして何より頭から離れない謎の太鼓音が、ホラーとは違う意味での恐怖感を感じさせます。

 

一度は「ゲームの世界に自分も入ってみたい」と思った人がいるのではないでしょうか?もし一度でもそう思ったことがある人ならば、是非ジュマンジでキャスト達と一緒に疑似体験をしてみてください!

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