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ジョジョ6部連載終了事件の真相とは!?原因について考察

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは「ジョジョ」の愛称で呼ばれ、多くのコアなファンを獲得している冒険活劇漫画作品です。

数々の名言や強烈にインパクトが残るシーン、「ジョジョ立ち」と言われる特徴的なポーズと、作品全体が独特でユニークなため様々な作品でパロディされる程です。

そんな人気を誇るジョジョシリーズですが、第6部にて「連載終了事件」というワードが出たことがあるようです。

今回は、なぜジョジョ6部連載終了事件ワードが出てきたのか?その真相について徹底検証していきます!

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ジョジョ6部の結末についてネタバレ含めご紹介

主人公である空条 徐倫(くうじょう じょりーん)に無実の罪を被せ、承太郎(じょうたろう)を誘き出して罠にはめた黒幕プッチ神父。

彼の目的は、親友である DIO(でぃお)が探し求めていた「天国へ行く方法」を知りそれを実行することでした。

この「天国」とは何を意味するものなのかというと、全ての人間が幸も不幸も全て予知することが出来「覚悟」を持って受け入れることができる世界のことなのです。

プッチ神父は「天国へ行く方法」を承太郎が知っているとして、承太郎の記憶をスタンドの能力で奪います。

その後プッチ神父は、囚人達を植物化させそれを糧にしてDIOの遺骨から誕生した「緑色の赤ん坊」を吸収し新たな力を得ることに成功。

そして、約束の地であるケープ・カナベラルへ旅立ちます。

徐倫達もプッチ神父の後を追うため脱獄し、ケープ・カナベラルで決着をつけることにします。

その最終決戦中にプッチ神父はスタンドを進化させ、生物を除いて世界中の時間を加速させる能力「メイド・イン・ヘブン」を発動させます。

宇宙すら影響を与えるその能力に、徐倫や承太郎は翻弄され続け次々と殺害されていきます。

生き残ったのは、徐倫によって逃がされたエンポリオただ一人だけ。

その後もプッチ神父は時間を極限まで加速させ続け、遂に世界は終焉を迎えることで特異点へ到達し、もう一度新たな世界がスタートします。

プッチ神父は、世界を「一巡」させたのです。

この世界ではプッチ神父が目指していた「天国」の条件をほぼ満たしつつあり、彼の計画は完遂する寸前でした。

最後にプッチ神父は唯一生き残ったエンポリオを始末しようと、完全に世界が一巡する少し前のところで時間の加速を止めます。

エンポリオはプッチ神父に襲われ追い詰められますが、死んでいった仲間達の遺志を受け継いで戦い抜き、辛くも勝利します。

プッチ神父が目指した「天国」は未完成となって崩壊し、一巡後の世界とはまた異なるパラレルワールドが生み出されたのでした。

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ジョジョ第6部は打ち切りで連載終了したのか?その真相について

結論から述べますと、ジョジョ第6部は打ち切りで連載終了した訳ではなく、しっかりと完結させています。

では、なぜ連載終了事件というワードが出るようになったのでしょうか?

いくつか理由があるので、詳しくご紹介します。

ストーリーの結末が悲惨

ファンの間でも特に納得がいかないと声を挙げているのが、この第6部のストーリーの結末です。

先述されている通り、主人公側がエンポリオを除いて全滅していまい、プッチ神父の能力によって世界が一巡して新しい世界が構築されたという、衝撃的な内容だからでしょう。

特に無敵と評されるスタンド「スタープラチナ」を持ち、シリーズを通して絶大な人気と知名度を誇る空条 承太郎が死亡してしまったことは、ファンからすればとても悲しい出来事だったはずです。

しかも一巡して再構築された世界は、エンポリオを除いて元々の世界の「同一人物だけど違う」人達になっているという展開なので、「打ち切りでこのような結末になったのではないか?」という憶測が流れるようになったのです。

ただ一説によると、これ以上同じ世界観で物語を続けるのが困難となり、あえてこのような結末になったということです。

第6部が連載されていたのは1999年~2003年なのですが、物語の舞台が2011年と当時より近未来の世界が描かれていました。

これ以上の未来の世界を描こうとするとリアルな物語を創り出すことが困難となるため、いっそ世界観をリセットして新しい世界を作り出してしまおうということです。

現に第7部以降の舞台は「一巡した後の世界」であると、作者自身がインタビューにて答えています。

そのため第6部の結末は打ち切りなったからではなく、全て作者の思惑通りである可能性はかなり高いと思われます。

スタンドの能力が難解

第3部から登場した超能力「スタンド」ですが、物語が進むごとにどんどん複雑化していき、第6部に登場するスタンド能力が遂に読者の理解や許容範囲を超えたものとなってしまいました。

そのため、ファンから「意味不明」「話についていけない」「つまらなく感じる」などとネガティブな声が挙がるようになります。

主要人物にはそれぞれスタンドを有しているのですが、プッチ神父の「ホワイトスネイク」やケンゾーの「ドラゴンズ・ドリーム」、ミューミューの「ジェイル・ハウス・ロック」などは他のスタンド能力と比べ情報量が多く複雑なので、完全に理解しようとすると骨が折れます。

そのため、第6部でジョジョシリーズから離れてしまったファンも少なからずいたようです。

物語の舞台が刑務所という閉鎖空間

ジョジョシリーズというと、作品タイトルにあるように主人公が情報収集や仲間集めのために旅に出て各地を飛び回るといった、「冒険」のイメージに沿ったストーリー展開がされていました。

しかし、第6部の舞台は刑務所という閉鎖空間でした。

ほとんどのストーリー展開は刑務所内で行われていたため、以前のワクワク感がなくなってしまい閉塞感が生じてしまったのです。

このことから、以前のように冒険ロマンな展開を望む読者から不満の声が挙がるようになったのです。

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まとめ

これまでジョジョ6部連載終了事件の真相についてご紹介してきました。

内容をまとめますと

  • ジョジョ6部は打ち切りで連載終了した訳ではありません。
  • 連載終了事件として騒がれたのは、ストーリーの結末が悲惨であること、スタンドの能力が難解であること、語の舞台が刑務所という閉鎖空間であったことが挙げられます。

今回の記事は主に6部のネガティブな部分に焦点を当てていますが、肯定的な意見もありますし6部にしかない魅力があるので、気になった方はぜひ本編を読んでみて下さい!

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