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ジョジョ6部のアニメがひどいと言われる3つの理由!

「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年から「週刊少年ジャンプ」2005年から「ウルトラジャンプ」で長年連載されている、壮大な冒険ファンタジー漫画です。

多くのファンを獲得しており様々な著名人からも愛されている作品ですが、最近「ジョジョ6部のアニメがひどい」という噂が浮上しています。

テレビアニメシリーズは2012年から途絶えることなく続いていましたが、これほど人気のあるアニメに一体何があったのでしょうか?

今回は、ジョジョ6部のアニメがひどいと言われる理由について、徹底的に解説していきます!

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なぜジョジョ6部アニメはひどいと言われている?

ジョジョ6部のアニメがひどいと言われている理由はいくつかあります。

1.アニメ作画のクオリティが低いため

作者である荒木飛呂彦先生は、劇画調の画風に写実的で独創的な描き方をされており、以前よりアニメ化する度に漫画版と比べられてきました。

しかし今回のアニメ作画がひどいと、一部のファンが落胆していたようです。

ジョジョの奇妙な冒険第6部のアニメ第25話~最終話38話は2022年12月1日にネットフリックスで先行配信されたのですが、SNS上ではアニメの作画のクオリティが低いという声が当時上がっていました。

主要人物以外は影絵のようになっていたり、人物のデッサンが歪んでいたり、全体的にメリハリがなかったり、所々紙芝居のように動きが少なくて平面的だったりと、作画の質がガクッと下がってしまったようです。

2023年1月6日に地上波放送が開始された際、テレビアニメ版の方は作画が良くなり綺麗になったという声が増え、不満の声は少し落ち着いていきました。

ネットフリックス版は先行配信ということもあり、制作期間が短くなってしまったため作画のクオリティが低下した可能性があります。

2.シリーズの中で最も難解な作品であるため

ジョジョの奇妙な冒険はこれまでも独特な謎や、物語の展開が全く予想が付かないなど読み応えがあって魅力的な作品です。

しかし、シリーズを重ねていくごとにスタンド能力や謎が複雑化していき、第6部ではそれが顕著になっておりその影響でシリーズの中でも難解な作品となっています。

そのため、理解しきれず置いてけぼりの状態になってしまう視聴者が続出する事態になっているのです。

特に挙げられるのは、ジョンガリ・Aと承太郎との戦いについてです。

承太郎と徐倫が刑務所で面会している時に、二人はジョンガリ・Aに襲われます。

しかし、これはもう一人の敵であるエンリコ・プッチが使用するスタンド、「ホワイトスネイク」が見せている幻覚でした。

「ホワイトスネイク」というスタンドにはいくつか能力があり、その一つは「対象を眠らせて幻覚を見せる」というものです。

ジョンガリ・Aを倒したと思ったら幻覚で、それを破ったと思ったらそれもまた幻覚だった、といったようにどこから幻覚だったのか分からなくなり、展開が分かりづらくなっているのです。

このことで、「つまらない」と感じた視聴者が出てきてしまったようです。

ですが、原作を読んでいるファンからすれば、アニメの方がむしろ分かりやすくなったという声もあがっています。

漫画版だとスタンド能力や構図が複雑で理解しにくかったのが、アニメ版だと演出や動きがついて分かりやすくなり、ようやく理解が出来たという人がいるようです。

3.物語の展開に納得いかないため

物語の最後の展開に、納得がいかないファンがいるようです。

ここで、終盤のストーリーをご紹介します。

第6部の黒幕は、徐倫を刑務所に収監させるよう仕向け、承太郎を仮死状態にさせたプッチ神父でした。

プッチ神父は、ジョースター一族の長年の宿敵である「DIO(でぃお)」の親友だったのです。

DIOは自身が理想とする世界である「天国」を目指していましたが志半ばで倒れ、彼を崇敬していたプッチ神父が代わりにそれを成し遂げようとしていました。

やがて刑務所で力を蓄えて準備をしていたプッチ神父は、「天国」へ到達するための場所である「ケープ・カナベラル」へと向かいます。

徐倫達はそのことを知り脱獄に成功すると、プッチ神父の後を追いかけます。

復活した承太郎と共にプッチ神父と戦おうとしますが、この時点でプッチ神父のスタンド「ホワイトスネイク」が進化を遂げていました。

それは、「天国」を実現するためのスタンド「メイド・イン・ヘブン」で、プッチ神父曰く「人類を真の幸福へ導く力」というもの。

このスタンドは「時間加速」という能力があり、生き物以外の全ての物体や現象の時間を無制限に速めることができ、世界どころか太陽さえも影響を及ぼします。

プッチ神父は、この能力でエンポリオ以外の者を全て葬り去ってしまいます。

エンポリオは徐倫の手助けによって、プッチ神父から逃げることが出来たため彼だけが生き残ったのです。

プッチ神父は「時間加速」を使用し続け、ついに世界が一巡するのです。

彼は自身が理想とする「天国」なる世界を完全に完成させるため、生き残ったエンポリオを排除しようとします。

しかし、ここでエンポリオの奇策によって思わぬ反撃を受け、プッチ神父は敗北したのでした。

この終わり方がひどいという声が、一部のファンから上がっていたのは事実です。

主人公である徐倫が死んでしまっただけでなく、歴代最強と謳われた承太郎や仲間たちも死んでしまい、エンポリオは見知る者が居ない新たな世界で生きなければならないなど、シリーズ屈指のバットエンドと言えます。

このことが、一部のファンの不満に繋がったと言えます。

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ジョジョ6部のアニメのあらすじ

「ジョジョの奇妙な冒険」は現在1部~9部に構成されており、それぞれ主人公や舞台も異なっています。

しかし、世界観はどのシリーズでも一貫しており、ジョースター一族の人間が様々な因縁や運命と巡り合う冒険ファンタジーです。

今回ご紹介する第6部はシリーズの集大成と言われており、出会いや宿命をテーマとしています。

主人公である空条 徐倫(くうじょう じょりーん)はアメリカ国籍の少女で、ある日恋人であるロメオが運転する車でドライブを楽しんでいましたが、その途中で彼が人を跳ね飛ばしてしまいます。

徐倫は恋人の罪を被る形で、死亡事故の容疑者として起訴されてしまいます。

しかも刑を軽くするために司法取引するつもりが、恋人と弁護士の両方から裏切られてしまい15年間刑務所に服役することになります。

徐倫は窮地に立たされましたが、母親からの差し入れの中にペンダントが含まれており、それを触れた時に「ストーン・フリー」というスタンド能力が目覚めます。

実はこのペンダントは徐倫の父である承太郎が用意したもので、その中に埋め込まれていた「スタンドの矢」に触れたことにより、徐倫はスタンドを覚醒させることが出来たのです。

その後、承太郎が面会に訪れ徐倫を救出しようと試みますが、刑務所に潜む謎の敵に襲われた際に徐倫を庇う形で彼は仮死状態になってしまいます。

徐倫は父を救うために、スタンドを駆使して様々な敵と闘い、この事件を引き起こした黒幕に近づいていきます。

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まとめ

今回は、「ジョジョ6部のアニメがひどい」と言われる理由について、詳しくご紹介してきました。

内容をまとめますと

  • ネットフリックス版のアニメ作画のクオリティが低下していた
  • 第6部の謎やスタンド能力が複雑化されすぎて、視聴者の理解が追いつけなくなってしまった
  • ストーリー終盤にて主要人物達が死んでしまい、バットエンドになってしまったことに不満を感じた

ジョジョシリーズは様々な層のファンがいるため、中にはガッカリした人がいるのは否定できません。 しかし、作品自体は大変濃厚なものなので、面白いと感じた人がいるのも事実です。

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