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「ホリック xxxHOLiC」の実写がひどいと話題に!理由を解説

映画「ホリック xxxHOLiC」は、2022年に公開されたファンタジー映画です。人気漫画原作のアニメを実写化した本作。神木隆之介、柴咲コウをメインキャストとし、蜷川実花監督が手掛けた多彩な映像が話題を呼びました。この映画「ホリック xxxHOLiC」に関して、インターネット上では“ひどい”という感想が見受けられました。人気漫画がもとになっている本作が、なぜ“ひどい”という評価が目立っているのでしょうか?今回は映画「ホリック xxxHOLiC」に関して、“ひどい”の感想が目立つ理由を調べてみました。

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映画「ホリック xxxHOLiC」について

 まずは映画「ホリック xxxHOLiC」がどのような作品なのか気になるところでしょう。この映画の原作になった漫画「XXXHOLiC」の内容も踏まえながら、映画の概要をご紹介します。

漫画「XXXHOLiC」とは?

映画「ホリック xxxHOLiC」は、女性漫画集団「CLAMP」が制作し、2003年に「週刊ヤングマガジン」で連載されたファンタジー漫画「XXXHOLiC」が原作です。

“対価”さえ払えば、どんな願いも叶えてくれる「ミセ」の主人のもとに、さまざまな悩みを抱えたお客が訪れ、次々と不思議なことが起こるファンタジー漫画です。のちにアニメ化され、2022年に神木隆之介、柴咲コウをメインキャストに迎えて、実写映画化されました。

映画「ホリック xxxHOLiC」

上記作品「XXXHOLiC」を、蜷川実花監督が実写映画化した作品が映画「ホリック xxxHOLiC」です。

監督自身が漫画「XXXHOLiC」の大ファンで、映画化に強い思い入れがあったようです。その思い入れはすさまじく、約10年の歳月をかけて構想を温めてきたそう。そして2022年にようやく実写映画化されました。

映画「ホリック xxxHOLiC」 あらすじ

 高校生 四月一日君尋(神木隆之介)は不思議な能力の持ち主。人の闇に寄り憑く「アヤカシ」が目に見えてしまうのです。そんな不思議な能力を捨て、普通の高校生に戻りたい四月一日はある日、一羽の蝶に導かれて、不思議な「ミセ」へとたどり着きます。そこでは女主人の郁子が待っていました。

「『アヤカシ』が見える能力を捨て、普通の高校生に戻りたい」。四月一日はその願いを郁子に叶えてもらおうとします。郁子は願いをかなえる“対価”として、彼に“いちばん大切なもの”を差し出すようにささやきました。

自分にとって“大切なもの”を見つけようとする四月一日ですが、彼の前に「アヤカシ」を操る女郎蜘蛛の魔の手が迫ってくるのでした。四月一日とその仲間たちは、女郎蜘蛛らとの戦いに挑み、世界を闇から救うため、戦います。

「ホリック xxxHOLiC」キャスト

監督・・・蜷川実花

四月一日 君尋(わたぬききみひろ)・・・神木隆之介

ミセの女主人 壱原 郁子・・・柴咲コウ

百目鬼 静(どうめきしずか)・・・松村北斗

九軒 ひまわり・・・玉城ティナ

女郎蜘蛛・・・吉岡里帆

アカグモ・・・磯村勇斗

マルダシ・・・DAOKO

モロダシ・・・モトーラ世理奈

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映画「ホリック xxxHOLiC」は何がひどいのか?

 映画「ホリック xxxHOLiC」の口コミなどを観ていると「ひどい」という単語が目立っています。なぜ「ひどい」という評価が目立つのか?その理由を詳しく見ていきましょう。

1. 原作と違う設定、意味不明なストーリー

映画「ホリック xxxHOLiC」のストーリーやシーンは、忠実に原作漫画やアニメに沿っていません。原作を知るファンの間では、そのことに関しての戸惑いや落胆があったようです。「アニメは全部見たが、知っているシーンが1つもない」や「面白い面白くない以前に、意味が分からなかった」、「ストーリーにスピード感がない」など、映画のストーリーが原作と違うこと、ストーリーが難解なことに対して“ひどい”という感想が多く見受けられました。

またオリジナルキャラ「アカグモ」の登場や設定の違いなども、原作ファンには気になるところでした。オリジナルキャラ「アカグモ」はなぜ登場したのでしょう?「女郎蜘蛛」は作品中の魅力的な敵キャラで、今回の実写版「ホリック xxxHOLiC」でも、吉岡里穂が演じ、その魅力を十分に引き出しています。それを考えると、「アカグモ」は不要だったのでは?と考える原作ファンもいます。

漫画との設定の違いに関しては、例えば原作では「ミセ」で“願い”をかなえるために必要なものは“対価”なのに対して、映画では“代償”というセリフに変えられていました。ほかにも、ひまわりのキャラ設定が「不幸をもたらすもの」から「憑つかれる者」になっていた、「マルダシ」「モロダシ」というキャラが、原作では10歳くらいの子供の設定であるのに対して、映画では成人女性が演じているなど、微妙な設定の違いに違和感を覚える人も見受けられます。

後述しますが、口コミを見ていると、実写版映画「ホリック xxxHOLiC」は、原作のストーリーや設定よりも、登場キャラクターの美しくファンタジックなビジュアルや、アクションシーンの映像美に重きを置いているという印象が強い作品です。そのため、ストーリーや設定の観点で作品を鑑賞すると、原作とのギャップに“ひどい”という感想が出てきてしまうようです。

2. 美しい女性キャラと映像美は圧巻

 映画「ホリック xxxHOLiC」は、ストーリーや設定に“ひどい”と辛口の意見が目立つ一方で、映像やキャラづくりには圧巻された方が多いように見受けられました。特に“ミセ”の女主人「壱原郁子」を演じる柴咲コウは、メイクや髪型、衣装が艶やかで美しく、神々しい雰囲気がただよい、観るものを魅了します。柴咲コウの本来の美しさが映えるキャラクタービジュアルが頭から焼き付いて離れません。

女郎蜘蛛を演じる吉岡里帆も、胸元が開いたタイトな衣装が、美しさとセクシーさを引き出していて、柴咲コウに負けず劣らずのキャラクターになっています。

CGなどの映像美はさすが“蜷川監督”。多彩で迫力のあるCG映像は、現代の技術があってこそ。10年間構想を温めた甲斐があるといって良いのではないでしょうか?

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まとめ

 今回は2022年に公開されたファンタジー映画「ホリック xxxHOLiC」に関しての“ひどい”という口コミについて調べてみました。その理由で一番多かったのが、原作とは異なるストーリーの難解さや、キャラクターや設定の微妙な違いでした。一方で、原作のファンタジックな雰囲気を残したキャラクターのビジュアルやCGの映像美には圧巻される方も多く、これを堪能するだけでも、観る価値のある映画といえそうです。劇場公開は終わってしまいましたが、サブスクやレンタルで映画「ホリック xxxHOLiC」のファンタジーな世界を、皆さんも堪能してみてください。

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