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ゲームオブスローンズの続編は?アマゾンプライムなど配信で観れる?

「ゲーム・オブ・スローンズ」はアメリカで2011年から2019年まで放送されていたファンタジードラマです。日本でも放送されていた作品ですが、原作の進展度合いをドラマが追い越してしまったため、2019年のシーズン8の放送を最後に打ち切りになってしまいました。あまり腑に落ちないカタチで最終回を迎えてしまったため、その続編が望まれるところです。今回は急展開で最終回を迎えざるを得なかったドラマ、「ゲーム・オブ・スローンズ」の続編に関して調査してみます。

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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」について

 まずはドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」がどのような作品だったのか?についておさらいをします。

原作は小説「氷と炎の歌」

 ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」は、アメリカの作家ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説「氷と炎の歌」が原作になっています。1996年に第一部の「七王国の玉座」が発表されて以来、これまでに第五部までが発売されました。第七部まで続くことがわかっていますが、第六部と第七部に関しては発売日が未定になっています。

第一部:「七王国の玉座」

第二部:「王狼たちの戦旗」

第三部:「剣嵐の大地」

第四部:「乱鴉の饗宴」

第五部:「竜との舞踏」

第六部:「冬の狂風」未発売

第七部:「A Dream of Spring」未発売

最新刊の第五章がアメリカで発売されたのは2011年。タイトルは決定していながらも、第六部はいまだに発売されていません。第六部と第七部が発売されていないのに、ドラマで映像化できるはずもなく、ドラマはとうとう原作のストーリーを使い切ってしまったのです。終盤はドラマオリジナル展開でたたみかけるように進行し、シーズン8を最後に、長い放送にピリオドを打ちました。

 最新作第五部の発売から、11年も空白の期間があることや、作者のマーティン氏が高齢であることから、「氷と炎の歌」は無事に完結をむかえることができるのかが危ぶまれるところです。

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の主軸

 ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」では主に、3つのストーリーが同時進行で展開されます。

・ホワイト・ウォーカー(魔物)との戦い

・前任の王の血を継ぐ者による玉座奪還

・七王国の玉座を奪いあう争い

「ゲーム・オブ・スローンズ」をこれから鑑賞する皆さんの楽しみを奪ってしまわないよう、最終回がどのような展開になるのかの明言は避けます。というより、最終回はシーズン1から続く壮大な物語の積み重ねがあってこそで、最終回だけを語るのは不可能という言い方のほうが正しいですね。

「ゲーム・オブ・スローンズ」は人間ドラマ盛りだくさんのファンタジー作品

「ゲーム・オブ・スローンズ」の特徴はズバリ、物語ごとに、焦点があたるキャラクターが変わっていくことです。登場人物一人ひとりが、それぞれのバックグラウンドストーリーを持っていて、誰に物語の焦点が当たるかによって、ストーリーの視点や考え方が違ってきます。「正義の反対は“悪”ではなく、“もう一つの正義”」という言葉を耳にしたことがある方もいるでしょう。この作品はまさに、その言葉の考えで物語が展開されていて、誰が“正義”で、誰が“悪”なのかの線引きは大まかにしかありません。これが最終回だけを簡潔に語るのが不可能な理由でもあります。主人公も悪も正義も定まっていないため、最終回は一つではないのです・・・。

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ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の続編

 ここまでの記事を読んでいただいた皆さんには、ぜひ「ゲーム・オブ・スローンズ」を観ていただきたいのですが、原作を消化しきれていないドラマであるというのは事実のため、続編が気になるところです。原作が発売されれば、ドラマも続編が登場するのでしょうか?

原作の最新作はいつ発売?

 原作の最新刊が出ていないため、映像化できずに打ち切りになった「ゲーム・オブ・スローンズ」なのですから、そもそも原作「氷と炎の歌」の最新刊がいつ発売されるのか?がまず気になるところ。原作者のジョージ・R・R・マーティン氏は2020年6月に、「来年には第六部の完成を予定している」といった言及をしましたが、いまだに第六部は姿を見せていません。

打ち切りの詳しい理由については「ゲームオブスローンズが打ち切りになった理由とは?」こちらにまとめましたので気になる方は読んでみてください。

原作に沿った続編は期待できない。しかしスピンオフなら・・・?

 原作の最新作に11年の空白があること、最終章の第七部にたどり着くのがいつになるのかわからない以上、原作に沿った続編が出ることは今後ないでしょう。そもそもドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」は、途中から原作を大きくそれた物語展開となり、それに辻褄があうように最終回を迎えてしまっています。これから原作に沿った続編を制作しようものなら、逆に辻褄が合わなくなってしまい、ファンの期待通りの作品にはならないでしょう。

 原作に沿った続編が期待できない代わりに、スピンオフ作品があります。2022年より放送開始された「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の200年前を舞台にした前日譚になっています。アメリカでの初回エピソードの総視聴者数は1000万人とされ、勢いそのままにシーズン2の制作も発表されています。それとは別に「ゲーム・オブ・スローンズ」でメインキャラクターとなった、ジョン・スノウを主人公にしたスピンオフ作品の制作も企画段階に入っているとのこと。こちらは「ゲーム・オブ・スローンズ」の後日譚が展開されるとか。役者もジョン・スノウを長きに渡って演じたキット・ハリントンが続投する予定です。

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まとめ

 今回はドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の続編に関して調査してみました。原作の続編発表が滞っていること、ドラマが原作とは違うストーリー展開で、最終回を迎えてしまっていることを考えても、「ゲーム・オブ・スローンズ」の続編は期待できないと言えるでしょう。その代わりに、スピンオフ作品「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の放送開始や、「ゲーム・オブ・スローンズ」でメインキャラクターを演じたジョン・スノウを主人公にした、後日譚の制作も予定されていて、「ゲーム・オブ・スローンズ」の壮大なファンタジーと人間ドラマの世界観は、まだまだ楽しむことができそうです。みなさんも原作とドラマのこれからの進展に期待しながら作品を楽しんでみましょう。

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