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チャーリーとチョコレート工場が「怖い」と言われる3つの理由!

「チャーリーとチョコレート工場」という映画をご存じでしょうか?有名で見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

今期の冬の新作としてティモシー・シャラメ主演で「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」が制作されたことでも話題ですよね。

しかしチャーリーとチョコレート工場と検索をすると「怖い」という言葉が多く出てきます。今回はなぜ怖いと言われているのか、またその対処法についてもご紹介したいと思います!この文章の内容には作品のあらすじを多く含みます。ご了承ください。

 

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チャーリーとチョコレート工場が怖い理由①「ティム・バートンの演出」

この「チャーリーとチョコレート工場」という作品は1964年にイギリスで書かれた「チョコレート工場の秘密」という児童小説を原作に、2005年にティム・バートンが映画化として製作が行われたものです。このティム・バートンという監督は、オリジナリティ溢れるダークで少し不気味な演出が特徴的です。

他の有名作では「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」、また昨年世界中で話題になったNETFLIXドラマ「ウェンズデー」などがあります。これらも見たことがあるという方は多いのではないのでしょうか。見たことがある方はもう分かるとは思いますが、この「チャーリーとチョコレート工場」も、まさにティム・バートンの世界観そのものなんです!それではいくつか怖いと思われるシーンをピックアップしていこうと思います。

まず、子供たちがウォンカの工場に到着して盛大なお迎えをされる場面です。わくわくした5組の親子の前には可愛く歌う人形が登場しますが、やがて花火が登場しその熱が人形にも伝わりそのまま人形が溶けていくのです。人形たちのBGMも段々狂っていくように感じられ、顔が燃え目が溶けるという歓迎を受け、子供たちの顔は曇っていきます。この演出が衝撃的と感じる人は多いと思います。

 

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チャーリーとチョコレート工場が怖い理由②「どんどんと姿を消していく子供たち」

チョコレートが大好きでウォンカが止めるのを聞かずチョコの川に落ち、そのあとパイプに吸い込まれたオーガスタス。ガムが大好きで、試作品だからやめたほうが良いと言われたにも関わらずガムを食べてそのままブルーベリーのように大きく膨らんでしまったバイオレット。

ナッツの選別をするリスが欲しいと駄々をこねてダストシュートに落ちてしまったベルーカ。そしてテレビ室で転送機に興味を持ち自分で自分を小さく転送してしまったマイク。最後にはチャーリー以外の子供たちはもういないのです。そして子供がこのウォンカのツアーから消えるときには必ず「ウンパルンパ」たちが歌って送ってくれるのです。

ウンパルンパはルンパランドから連れてきたチョコレートを作る小人という設定で、不気味な世界観に大きく貢献しています。ウォンカの言うことを聞かなかったために残虐な目に遭うというのは特に初めてこの映画を見る人にとっては衝撃的であること間違いなしです。

 

チャーリーとチョコレート工場が怖い理由③「ウォンカの過去」

このチョコレート工場長であるウィリー・ウォンカの壮絶な過去を知り怖いと感じる方もいるのではないでしょうか。

ウォンカの父親は歯医者で、ウォンカの小さいころにはお菓子を禁じられていたという過去があります。チョコレートを暖炉で燃やされ絶望するウォンカの幼少期の姿は見ていて辛いシーンの一つであります。はっきりとはあらすじで紹介されていませんが、もしかしたらこの幼少期の経験が今のウォンカの自由で少し無責任な人物像を作り上げたのかもしれません。

また、ウォンカはチョコレート工場を作って人気を得たのもつかの間、スパイによってお菓子のレシピを盗まれるという被害にも遭っています。これもウォンカの人間不信という性格の原因であると考えられます。ウォンカの行動だけ見ていると非道な人物であると思われがちですが、このような過去を持っていると考えると完全には憎めない人物であることが分かります。

関連記事:チャーリーとチョコレート工場が放送禁止の理由とは!?真相を解説

 

この作品が怖いと言われている理由を挙げてみました。確かに何度見ても怖いと感じますが、逆に「チョコレート工場の秘密」が少し怖くなくなるような方法もお伝えします。

 

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「チョコレート工場の秘密」が怖くなくなる方法は?

最後に「チョコレート工場の秘密」が怖くなくなる方法を2つご紹介します。

 

「チョコレート工場の秘密」が怖くなくなる方法①「原作を読む」

原作の「チョコレート工場の秘密」は児童文学として書かれたものなので映画よりも比較的優しい説明がされていて、視覚的にショッキングなシーンがほぼ無いので自分のペースで世界観に入ることができます。

映画と大まかなあらすじは同じなので子供が消えていくというシーンはどうしても避けられませんが、本で原作の雰囲気を味わってから映画を見ると新たな面白さが感じられることと思います。

 

「チャーリーとチョコレート工場」が怖くなくなる方法②「夢のチョコレート工場」を見る

皆さんは「チャーリーとチョコレート工場」以前に「チョコレート工場の秘密」を映像化した作品があるのを知っていますか?「夢のチョコレート工場」は1971年に制作された作品で、「チョコレート工場の秘密」を忠実に再現したと言える作品です。これも大まかなあらすじは同じですが、「夢のチョコレート工場」にはウォンカの過去についての描写が無く、「チャーリーとチョコレート工場」よりも怖さを前面に出してくる演出はほぼ無いです。

チョコレート工場の可愛さやキラキラした世界観もその分強く、CGを使わず原作をそのまま映画にしたという点で高く評価できる作品です。こちらはまさに子供向けと言える作品で、これであらすじをおさらいしてから「チャーリーとチョコレート工場」を見ると怖さが半減すると思います。

 

以上、「チャーリーとチョコレート工場」が怖いと言われている理由、また少し怖くなくなる方法もご紹介させていただきました。ティム・バートン演出自体が不気味であること、また作品の内容で子供たちが消えていくことやウンパルンパの存在が怖い原因なのではないかということが分かりました。しかしこの「チャーリーとチョコレート工場」はこの不気味さも魅力の一つなので、昔怖くて見られなかった記憶がある方もこの機会にまたチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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