PR 映画・ドラマ

チャーリーとチョコレート工場が放送禁止の理由とは!?真相を解説

チャーリーとチョコレート工場が放送禁止の理由

ハロウィンのコスチュームとしても着用されているほど愛されている「チャーリーとチョコレート工場」ですが、これだけの知名度があるにも関わらず最近TVでこの作品を観た人は居ないのではないでしょうか。また、あまりにも姿を現わさないため「チャーリーとチョコレート工場は放送禁止になってしまったのか?」という声も挙がっています。今回はチャーリーとチョコレート工場の放送禁止の真相について調査してみました。

 

スポンサードリンク

チャーリーとチョコレート工場は放送禁止なのか?

結論から述べると、チャーリーとチョコレート工場は完全に放送が禁止された訳ではありませんし、そのような正式な発表があった訳でもありませんでした。しかし、様々な理由で「放送されづらい」理由があることも明らかになりました。

 

近年の放映事情

私たちはこれまで映画に数多く触れてきたことと思います。世の中には数えきれないくらい沢山の映画が存在しますが、自分たちが生まれる前の大ヒット作や何度も繰り返し見たい作品もネットや再放送で観ることができる時代です。そして、今もなお新しい映画が毎週のように公開され、その数はどんどん増えていくばかりです。そんな世界の中で、限りのあるTV放送枠を狙えるのは大ヒット作や、新作に因んだシリーズのものが多くを占めていると考えられます。

 

残念ながらチャーリーとチョコレート工場は映画の公開からかなりの月日が経ち、知名度はあるものの世界中でロングヒットした作品という訳でもないため、自然と放送回数が減ってしまったことが、いつしか人々の中で”放送禁止”というワードに変換されてしまったのではないかと考えられます。

 

この映画が公開された2005年以降、日本のTV放送として初めて取り扱われたのが2008年です。以降は2010年、2011年、2012年と3年連続で好調に放送されていたものの段々と回数が減っていきました。その後は2015年に1度のみ、そして2022年が最後の放送となってしまい現在に至っています。

 

ストーリーが与える影響

チャーリーとチョコレート工場は独特な世界観があります。子供向けのおとぎ話ではありますが、描写の中で子供たちに恐怖を与えてしまったり、「よく考えてみるとなんだか怖い…」と思ってしまうようなシーンが少なからずあることが放送の妨げになっている可能性も考えられます。

 

子供たちへの報復

チャーリーとチョコレート工場は、5人の個性豊かな子供たちが当選したことで主人公、ウィリー・ウィンカが設立したチョコレート工場に招待されたことをきっかけに様々な経験をしていきます。しかし、この”様々な経験”は良いことばかりではありません。工場見学の中で悪い行い(大人の言うことを聞かない等)や自分勝手なワガママを通した子供たちにはそれぞれ因果応報のような形で自分たちに罰が当たります。

例えば、体中がブルーベーリーの色になってしまったり、キャンディ機で体が伸ばされてペラッペラになったり、リスの大群に襲われたり、チョコレート用のパイプで吸われて体中がチョコレートまみれになったりします。そんな描写が、TV放送するにあたって良いイメージを持たれなかったり、初めて見る子供からすると怖い印象を与えかねません。また教育の観点からも、最近は放送内容もシビアになってきていることから子供たちへの影響を配慮したことも一理考えられます。

 

謎の小さいおじさん

チャーリーとチョコレート工場で主役級にインパクトがあり、なにかと目立っているのが”ウンパ・ルンパ”だと言っても過言ではありません。

ウンパ・ルンパは元々とある島で生活をしている民族でしたが、チョコレート工場の設立者であるウィリー・ウォンカと出会い、労働契約を結んだことでチョコレート工場の従業員となります。ウンパ・ルンパたちは言葉を発さずいつもジェスチャーで会話をしていますが何故か歌だけはちゃっかり歌い(しかもハモれます)、物語の道中で度々披露されます。

そんなウンパ・ルンパの見た目は、小さなおじさん。しかも、性別関係なく皆同じ顔で、かなりの人数です。見た目も独特なおじさん小人集団が沢山現れて、謎の歌を歌うので、「チャーミングで可愛い!」と感じる人や「シュールで見てて面白い」とポジティブに捉える人も多数居ますが、中には「夢に出てきそうで怖い・・・」とネガティブな意見も挙げられています。

 

このようにチャーリーとチョコレート工場は子供向けのシンプルなおとぎ話ではありますが、作中の至る所に”怖い”と何故か感じてしまうような描写があります。こういったストーリーや描写からも、積極的にTVで公開しないのではないかと感じました。

関連記事:チャーリーとチョコレート工場が「怖い」と言われる3つの理由!

 

スポンサードリンク

チャーリーとチョコレート工場は今後TV放送される可能性はあるのか?

チャーリーとチョコレート工場は正式な放送禁止扱いではないため、今後TV放送される可能性は充分にあります。特に、2023年はTV放送される確率がより一層高いのではないかと考えられます。その理由は、2023年12月8日に「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」という映画が公開される予定だからです。これはチャーリーとチョコレート工場の物語が始まる前に焦点をあてた主人公、ウィリー・ウォンカの若かりし頃を描いた作品です。

関連記事:チャーリーとチョコレート工場の続編が公開!キャストや映画の概要

 

チャーリーとチョコレート工場に付随する作品が映画発表されるとなると、この映画発表の前後で再びチャーリーとチョコレート工場がTV放送される可能性は極めて高いのではないかと推測されます。

 

スポンサードリンク

まとめ

チャーリーとチョコレート工場は放送禁止になった訳ではありません。それどころか付随する映画の公開にちなんで再びTV内で拝める可能性が高いとも言えます。また、TVでの放送はなくともネットで一部のシーンや、「Amazon Prime」などのネット動画配信サービスを利用していつでも観ることができます。

 

そもそも、チャーリーとチョコレート工場は映画だけではなく舞台化されたり、主人公のウィリー・ウォンカがすっかりキャラクター化され、ある程度の認知度もあります。TVで放送されなくてもこの作品を映画ではなく別のスタイルで楽しむこともできるのではないでしょうか?

 

新作の映画を楽しむ前に「復習」がてら、チャーリーとチョコレート工場を楽しんでみると良いかもしれません。

-映画・ドラマ