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今際の国のアリスがひどいと話題に!ドラマの最終回や演技など

「今際の国のアリス」は2020年にNetflixで配信されたサスペンスホラードラマです。同タイトルの漫画が原作となっています。ハラハラドキドキの展開が特徴のドラマですが、感想をネットで調べると“ひどい”という感想が意外にも多い作品であることがわかります。何シリーズも続く作品なだけに、何がそんなに“ひどい”のか?気になってしまいます。というわけでドラマ「今際の国のアリス」の“ひどい”という感想について詳しく調べてみました。

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ドラマ「今際の国のアリス」

 タイトルからはどんな内容のドラマなのか想像がつかないこの作品。まずはこのドラマのあらすじと概要をすこしだけご紹介します。

あらすじ

「今際の国のアリス」

監督:佐藤信介

主演:山崎賢人、土屋太鳳

大学を中退し、毎日ゲーム三昧の落ちこぼれ有栖良平(山崎賢人)は、友人たちと家出を敢行します。良平たちは渋谷スクランブル交差点でハメを外しすぎ、事故を起こしてしまいました。警察に追われ、身をひそめた公衆トイレを出ると、静寂で人がいない異世界の東京になっていました。やがて街は電気もつかずに真っ暗に。すると突然、ビルの広告の「GAMEを開始します」という表示とともに、ビルの中に誘導されます。そこに行くと、ミッションに成功できないと殺される、理不尽で恐ろしいGAMEが開催されました。参加を余儀なくされた良平たち。生き残るためには、この過酷なGAMEでミッションに挑戦するしかありません。GAMEの参加者たちが次々と殺されていく異世界で、良平たちは生き残ることができるのでしょうか?

漫画原作のサスペンスホラー

 ドラマ「今際の国のアリス」はもともと2010年から2015年まで、小学館「週刊少年サンデーS」で連載されていた同タイトルの漫画が原作の作品です。単行本化もされ、小学館「少年サンデーコミックス」で全18巻が発売されました。2020年12月に動画のサブスクサービスNetflixにて、実写ドラマ化され、190ヵ国で配信されています。ドラマのキャストは、主人公である有栖良平役に山崎賢人、宇佐木柚葉役を土屋太鳳が演じます。2021年1月、視聴者世帯が世界で1800万人を超え、2022年12月22日にはシーズン2が配信決定。いま再び、盛り上がりを見せている作品です。

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「今際の国のアリス」“ひどい”の真相

 ドラマのおさらいが終わったところで、ドラマ「今際の国のアリス」に関する“ひどい”という感想について深堀していきたいと思います。なにがそんなに“ひどい”と言われているのか?調べていくと、“ひどい”理由はいくつかあることがわかりました。

人がたくさん死んでいくドラマ。血しぶきも・・・

 「今際の国のアリス」の主題は“ミッションに失敗すると殺されるゲームでの異世界サバイバル”です。劇中では当たり前のように人が死に、血しぶきが飛びます。たくさん人が死ぬこと、少しグロテスクな描写があることにたいして“ひどい”という意見がありました。こういった人の死や血しぶきが苦手な人は多いはず。なにも身構えずに見ていたら、かなりショッキングな映像を見てしまうことになります。

 YouTubeにあがっている本作のクリップ映像のシーンだけでも、インパクト抜群です。団地の建物の中で鬼から逃げる宇佐木柚葉(土屋太鳳)は、廊下で団地に住んでいる主婦と対面します。柚葉は鬼の銃撃を回避しますが、主婦は命乞いも恐怖を感じる間もなく、銃弾を撃ち込まれてしまいます。主婦が倒れた横の壁には血しぶきがべったり・・・。登場人物の善悪関係なく、問答無用で人が殺される物語になるので、少し刺激が強いドラマでもあります。このようなドラマのテイストが好きではない人からすれば、それが“ひどい”という感想につながってしまうのも、うなずけます。

 もう一つは、出演者に関する同情の念を込めた“ひどい”です。劇中では何も罪のない人々が、あっさりと殺されてしまいますので、ドラマの世界にのめりこんでしまうと、演者にも情が湧き、純粋に“ひどい”と同情したくなるようです。どちらかというと、作品全体にではなく、この映画に出てくる悪役の、血も涙もない行動に対する非難ととらえることができます。

登場人物の演技が・・・

 この映画では人物がたくさん登場します。そのせいもあってか、演技が“ひどい”人もなかにはいます。かなりの人数が出演していますので、俳優の卵の登竜門的な作品なのでしょうか?あまり演技がうまくない演者も見られ、「物語に集中できない」、「世界に集中していたのに覚めてしまった」・・・という感想もみられました。ドラマで何度も主演を飾っている山崎賢人と土屋太鳳が中心に動く物語なだけに、自然に2人の演技と比べられてしまうのも大きな要因であると考えられます。

それでもスリル満点のドラマ

  主にグロテスクさや非情さが“ひどい”という感想につながりがちな「今際の国のアリス」ですが、反対にそこを魅力に感じている人が多いのも事実です。“失敗したら問答無用で殺される世界”という設定は、観る者にエンターテインメントとして、よい緊張感とスリルをもたらしますし、そういった一種の“疑似体験”をすることで、休日を楽しい日に変えられるコンテンツとして、十分なポテンシャルがある作品です。サブスクのNetFlixでの配信になりますので、一度ハマってしまうと抜けだせない中毒性もあります。お菓子とコーラ片手に、家族や友人、恋人同士ソファで部屋を暗くして観たい作品ですね。「自分がこの異世界に迷い込んでしまったらどうやって生き延びよう?」と頭の中でシミュレーションしながら観ると、より一層物語の世界観に入っていけると思います。

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まとめ

今回は2020年にNetflixで配信されたサスペンスホラー「今際の国のアリス」について、“ひどい”という感想の真相を探ってみました。一番目立った感想は、グロテスクなシーンが多々あるため、そのような映像に耐性がない人からの“ひどい”でした。そのほかにもゲームの参加者や罪のない人々が、残虐な方法で殺されてしまうことに対する“ひどい”という感想もありました。このような作品では仕方のない評判ではありますが、一方で魅力を感じている人もたくさんいるようです。グロテスクなシーンに耐性のある方は、ぜひドラマ“今際の国のアリス”を観てみてください。

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