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相棒の「ダークナイト」が再放送されない理由は?噂の真相

相棒のダークナイトが再放送されない理由

幅広い年代から支持されている視聴されているご長寿ドラマ「相棒」シリーズ。

再放送やお正月のSP番組など、年中TVをつけるとこのドラマと遭遇するのではないでしょうか。しかし、相棒シリーズの中でも再放送されない回が幾つかあります。

そのうちの1つが、相棒13シリーズで放送された最終回「ダークナイト」の回です。

なぜダークナイトの回は再放送されないのでしょうか?

今日は、その理由について紹介していきます。

 

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相棒のダークナイトの回はが再放送されない理由は?

視聴者に大きな衝撃を与えたこの回ですが、あまりにも驚き、そして残酷な終わり方に、リアルタイムで観ていた筆者もドラマが終わった後しばらく動けず、呆然としました。このダークナイトの回は以降も再放送で登場することはなく、まるで触れてはいけないようなものだと心のどこかで感じていました。

 

再放送されない理由を調べましたが、推測も複数あることから決定的なものは見つかりませんでした。きっと様々な理由が相まって再放送が懸念されているのではないかと考察します。

 

2-1.視聴者の反応

ダークナイトの回が終了した後、あまりの衝撃さに視聴者の反応は大きく、また賛否両論のコメントが挙げられました。物語の中ですぐに甲斐亨が犯人ではないかと憶測する人も居ましたが、「さすがに逮捕はないだろう・・・」と思っている人をはじめ、

「杉下右京が今まで一番近くにいた人の犯罪に気づけないわけがない」

「こんな終わり方はひど過ぎる。」「相棒を見限るきっかけになった」等、否定的な意見が多く見受けられました。このような反応が再放送を懸念している要因になっているのではないかと思います。

 

2-2.出演俳優の週刊誌

甲斐亨役を演じた成宮寛貴さんは、このドラマが終わった約1年後に薬物疑惑が週刊誌で報道され、これを機に芸能界を引退することとなりました。

ご本人が薬物疑惑を否定しているため、情報はガセですが「これ以上自分の私的な部分が曝け出されることに耐えれない」と直筆でメッセージを残しており、誰かにハメられてしまった辛い心情があったのではないかと推測します。

(成宮寛貴さんは芸能界引退後、ヨーロッパ各地を訪れており、現在はアパレル業界で活躍されているそうです。)

グレーな報道が出たことと、成宮さんが芸能界を引退し一般人になったことで甲斐亨のシーズンは他の相棒シリーズに比べて放送回数が少ないように感じますが、再放送していない訳ではないため、ダークナイトの回だけ再放送されない理由としては弱いように感じます。

 

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相棒について

 

1-1.相棒の概要

相棒は、2000年よりTV朝日系列で放送されている人気ドラマです。

連続ドラマ化したのは2002年からになりますが、以降幅広い年代から親しまれ、今では日本を代表する刑事ドラマになりました。

 

舞台は警視庁の中にある「特命係」という窓際部署に所属しているちょっぴり癖のある刑事、杉下右京(水谷豊)とその相棒が、犯人逮捕へ向けて事件解決に挑むストーリーです。

頭脳明晰で細かいことに目が行き過ぎる杉下右京の着眼点が物語の解決に導いてくれるだけでなく、捜査一課をはじめとする、杉下右京を取り巻く人間たちとの絡みもまた注目です。

 

ちなみに、杉下右京の相棒役として今まで4人の俳優が抜擢されました。

 

・1代目:亀山薫(寺脇康文)

陽気で体育会系なキャラクターで、杉下右京とは真反対の性格です。この亀山薫のキャラクターが良いスパイスとなり、ストーリに味を出してくれます。2人は相棒歴も長く、最初からシーズン7まで出演していました。海外でやりたいことを見つけ一度相棒を卒業するも、最新のシーズン21で再び杉下右京の相棒に返り咲き、視聴者を驚かせました。

 

・2代目:神戸尊(及川光博)

警察庁から特命係に配属された高キャリアの持ち主。左遷されたのかと思いきや、実は杉下右京の監視役として配属されたTHEクール&キザなキャラクターです。当初は杉下右京という人物になじめず対立することもありましたが、回を重ねるごとに打ち解けていきます。

シーズン7からシーズン10までという相棒は一番短かったのですが、シリーズ終了後も度々登場するため、個人的には一番歴が長く感じてしまいます。

 

・三代目:甲斐亨(成宮寛貴)

警察庁次長である甲斐峯秋の息子。父親とは全く関係のないかたちで、杉下右京自身が声をかけて相棒になった人物です。相棒シリーズの中で一番若く、野心を胸に秘めているため、1代目・2代目とは性格の違ったフレッシュな相棒が登場しました。また、「かいとおる」という名前から、杉下右京からは「かいと君」と呼ばれており、真っ直ぐな性格で、視聴者からの好感度も高かったように思います。

今回のテーマとなる「相棒13シリーズ」の最終回に衝撃的な展開を迎えたことにより、かいと君の相棒も最終回を迎えてしまいました。

 

・四代目:冠城亘(反町隆史)

法務省のキャリア官僚出身のハイスペックな相棒です。警察としての仕事歴は持っておらず、人事交流という目的で異色の派遣として特命係にやってきましたが、杉下右京と共に仕事をしていくうちに警察の仕事に興味を持ったことで転籍、正式に相棒となりました。

頭脳明晰さで言えば2代目の神戸尊に近いものを感じますが、フレンドリーに誰とでも物怖じなく対話できるところが新しいキャラクター要素と言えます。また、1代目に次ぐ長い相棒歴を持つこととなりました。

 

杉下右京は去っていく相棒を引き留めることはしないタイプでしたが、冠城亘の時だけ初めて引き留めたい一言を漏らしており、その信頼の厚さから今後もどこかで現れるのではないかと推測しています。

 

1-2.相棒13シリーズについて(※ネタバレありますのでご注意ください。)

今回テーマとなる「相棒13シリーズ第19話(最終回):ダークナイト」ですが、当時は3代目の相棒であった甲斐亨と共に話が進みます。

 

犯罪を犯したにも関わらず少年法や精神疾患等の理由により法で裁けない、しかし今もなお社会でのうのうと生きている犯罪者。そんな悪人を成敗するために「ダークナイト」は犯罪の経歴がある人ばかりを狙った犯行に及びます。犯人の特定ができないまま事件解決に向けて調査を行う杉下右京と甲斐亨。被害者はいずれも死亡しておらず全て暴行のみであったが、悪人成敗のダークナイトの情報は世間に瞬く間に広がり、注目の的となっていました。

 

そんなある日、ダークナイトが絡む事件で初めて被害者が死亡します。世間でも情報が沢山出回っていることから「ダークナイトの模倣犯が現れたのではないか」と疑う甲斐亨に対し、杉下右京は支持できず、違う意見を持っていたようです。

 

結論として、ダークナイトの正体は、杉下右京の相棒である甲斐亨でした。更に、相棒として共に活動していながらも3年前からダークナイトとして活動していたことが発覚しました。

そして、杉下右京は、自分の手で相棒を逮捕することになりました。

 

甲斐亨の事件で、杉下右京は無期限停職処分を言い渡され、そのままロンドンへ旅立つのでした。

 

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まとめ

相棒は2023年現在までに21シリーズ発表されており、今年の10月には新たなシーズン22が始まることが発表されました。これだけ多くのシリーズが発表されているため、皆さんの心に残る回も様々なのではないでしょうか。

 

その中でも視聴者に大きな反響を与えたのが、ダークナイトの回です。社会の法で裁けず苦しい思いをしている人はドラマではなく、現実の世界にも居ると思います。ダークナイトの行為は正義だったのでしょうか?そもそも、正義の定義とは何なのでしょうか?身の回りでそういう人が居たらどう対応するでしょうか?皆さんは、このドラマをどのように考察しますか?

 

おそらく再放送をする可能性は今後も低そうですが、可能性がゼロではないので、いつかTV越しにまた拝める日が来ることをいちファンとして静かに待ちたいと思います。

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